株式会社マキテック
オアシスワゴン HM-W1
マキテックの「オアシスワゴン」は、歩行がしやすいU字ハンドルのアルミワゴンタイプのシルバーカーです。スーパーなどで利用するカゴをのせられる機能が付いたショッピングに最適な仕様。
ダブルキャリーなので走行時にも安定感があります。ハンドルの高さは4段階に調節可能。座面も付いているので、疲れた際に休憩もできるアイテムですよ。
歩行器の種類
歩行器には大きく分けて4つの種類があります。「固定型」「交互式」「キャスター付き」「立ち上がり機能付き」と、それぞれの種類によって特徴が異なるため、事前に確認し、利用シーンに合った歩行器を選んでくださいね。
■固定型歩行器
「固定型歩行器」は、持ち上げ型とも呼ばれ、歩行器を両手で持ち上げて前方に運んで進むタイプの商品です。軽量なものが多く、持ち上げやすくなっているので、階段や段差などの昇降も可能。持ち上げなければ進めないため、上半身に筋力がある人に向いています。移動の速度は遅く、屋外よりも屋内での使用に向いているタイプ。下肢の筋力が低下している方や痛みがある方、杖での歩行が不安定な方に適しています。収納に便利な折りたたんで収納できるアイテムもありますが、折りたためない商品よりも重くなっていることがほとんどです。
■交互式歩行器
「交互式歩行器」は、固定型の歩行器と構造は似ていますが、左右を交互に動かすことが可能なタイプ。ハンドルを持ち、手を前後に振ることで、左右のフレームを前方へと動かして前に進みます。固定型よりも歩行の際にバランスが必要になりますが、持ち上げないため、安定性が高い点がメリット。交互式は固定型の歩行器を使うときよりも早く歩くことができますよ。身体がスムーズに動かせない方の使用は向いていませんが、固定型歩行器を持ち上げる筋力のない方や片足に痛みのある方に適しています。
■キャスター付き歩行器
「キャスター付き歩行器」は、歩行器の脚先にキャスターが付いたタイプの商品。固定型や交互式の歩行器よりも方向転換や移動する際の力が少なくてすむ点が特徴です。腕力の弱い方でも利用できる点がメリット。キャスター付きは、前方・後方に車輪がつくタイプと前方だけに車輪がつくタイプの2種類。どちらの商品も、後方にストッパーがあり、体重をかけると止まります。
■立ち上がり歩行器
「立ち上がり歩行器」は、固定型歩行器と形は似ていますが、座った状態から立ち上がりやすいように、グリップが二段式になっているタイプの商品です。膝をついた状態や椅子から立ち上がる際に便利。立ち上がった後は、固定型と同じように両手で持ち上げて使用しますよ。
歩行器の選び方とポイント
歩行器は現在の身体の状態や用途に合った種類を選ぶことが重要です。また、持ち手となるハンドルの高さも確認して選ぶことをおすすめします。最適な歩行器を選択できるよう選び方のポイントについてご紹介します。
■身体の状態や用途に合わせて選ぶ
歩行器は身体の状態や用途に合わせて選択することが大切です。下肢の筋力が低下している方のなかで上半身に筋力がある方は「固定型歩行器」が使用可能。歩行器を持ち上げる筋力のない方は「交互式歩行器」や「キャスター付き歩行器」を検討しましょう。
■高さで選ぶ
歩行器はハンドルの高さも確認して使いやすいものを選択しましょう。歩行器のハンドルの高さは、腕をおろしたときに手と手首の境目付近にあるのが目安。高すぎたり低すぎたりすると歩きづらいことや転倒する恐れもあります。購入する際には、高さ調節が可能な商品がおすすめ。細かな調節が可能な商品であればぴったりの高さで使用できます。
[タイプ別]歩行器5選
歩行器をタイプ別にご紹介します。「固定型」「交互式」「キャスター付き(前輪タイプ)」「キャスター付き(前輪・後輪タイプ)」「立ち上がり機能付き」の5つの種類のなかからおすすめの品を厳選しました。