[2024年版]バードウォッチングにおすすめの双眼鏡|野鳥をしっかり観察できる商品を紹介
「バードウォッチング」とは野鳥の観察を楽しむもの。山や川などの自然のなかはもちろん、公園でもできるので趣味として気軽に始めることができます。トレッキングやハイキングで四季を感じながら行うことができる点もバードウォッチングの魅力です。本記事ではおすすめのバードウォッチング用の双眼鏡とともに選び方についても解説するので参考にしてくださいね。
バードウォッチングに双眼鏡を使うメリット
バードウォッチングは目で鳥を追うこともできますが、専用の双眼鏡を使うことで遠くにいる野鳥もしっかり観察できますよ。警戒心の強い野鳥も遠くからなら逃げられずに確認でき、形や色など新たな発見が得られるかもしれません。双眼鏡があればバードウォッチングをより楽しむことが可能です。
バードウォッチング用双眼鏡の選び方
バードウォッチング用の双眼鏡を選ぶ際にはいくつかチェックしておきたいポイントがあります。野鳥の観察をより楽しむために事前に確認しましょう。
■対物レンズの口径で選ぶ
双眼鏡を選ぶ際は、対物レンズの口径のサイズを確認しましょう。対物レンズは大きいほど明るくくっきりと見えますが、大きくなればなるほど重量が重くなります。バードウォッチング用として負担にならないのは、対物レンズの口径が20~40mm程度のもの。軽量な双眼鏡を求めるなら口径20~25mm、使い勝手の良さと軽さのバランスで選ぶなら口径30mm、少し暗い時間帯に野鳥の観察をしたい方は明るく見える口径40mm程度の商品を選ぶとよいでしょう。
■倍率で選ぶ
双眼鏡はさまざまな倍率があります。倍率が大きいと見える範囲は小さくなることから初心者の方が行うバードウォッチングには向いていません。見える範囲が広く、動きの速い鳥も観察したいなら6倍がおすすめ。一般的なバードウォッチング用の双眼鏡をお探しの方には8~10倍のモデルが最適。特に8倍の双眼鏡は鳥の動きを追いやすく、初心者の方に向いていますよ。
■見掛け視界の広さで選ぶ
「見掛け視界」とは、双眼鏡を使った時にどれだけ視野が広がっているのかを示したもの。双眼鏡によって数値は異なりますが、バードウォッチングには見掛け視界の広いモデルがおすすめです。65~75°程度の見掛け視界のモデルであれば動きの速い野鳥にも対応しやすいでしょう。
■防水機能の有無で選ぶ
双眼鏡のなかには防水機能が付いているアイテムも販売されています。アウトドアで行うバードウォッチングでは天候の変化に備えて防水機能があると急な雨にも対応できるので助かります。水辺でバードウォッチングをする際にも役立ちますよ。
■サイズや重さを確認
バードウォッチング用の双眼鏡を選ぶ際にはサイズや重さも確認しましょう。ハイキングやウォーキングをしながら行う場合、重いと疲れてしまうため、コンパクトで軽いタイプがおすすめ。軽ければ長時間使っていても腕が疲れにくい点もメリットです。
■メーカーで選ぶ
双眼鏡は「ニコン」や「キャノン」「コーワ」などさまざまなメーカーから選択可能。価格は30万以上の高額なものから1万円以下で買える安いモデルまであります。バードウォッチングをこれから趣味にしたい方には5,000円~1万円ほどの価格帯の商品が人気。機能にもこだわりたい方は1万円~2万円のコスパのよいモデルも検討しましょう。
■カメラ撮影や録画機能の有無で選ぶ
バードウォッチング用の双眼鏡には、カメラやビデオ録画機能が付いたモデルも販売されています。静止画や動画を残しておきたい方向けの便利な機能で、バードウォッチングに以外にもスポーツ観戦やコンサートといったイベントなどの撮影にも使えます。
■眼鏡をしている人はアイレリーフをチェック
眼鏡をしたまま双眼鏡を使いたい人は、「アイレリーフ」の数値が大きいものがおすすめ。アイレリーフの数値の基準は14mmで、眼鏡をしている方は14mm以上の数値の双眼鏡を選びましょう。レンズと目の位置が離れていても見えやすくなりますよ。
初心者にもおすすめ!バードウォッチング用の双眼鏡6選
初心者の方にもおすすめのバードウォッチング用の双眼鏡を6つご紹介します。価格や扱いやすさなど、さまざまなモデルを比較して厳選しました。双眼鏡を手に入れたい方は参考にしてくださいね。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ1 ■携帯性を重視したコンパクトタイプ
オリンパス(OLYMPUS)
8倍双眼鏡 Trip light 8×21 RC II
オリンパスの8倍双眼鏡「Trip light 8×21 RC II」は、対物レンズの口径が21mmの軽量タイプ。倍率は8倍の一般的なバードウォッチング用の双眼鏡です。
小型のコンパクトタイプなので、携帯性を重視したい方にぴったり。折りたたんで小さくした状態で持ち運びできて便利ですよ。重量は190gと長時間持っても疲れにくい点もメリット。初心者の方のはじめての双眼鏡として購入しやすい価格も魅力です。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ2 ■動きの速い野鳥を観察したい方にぴったり
Vixen&Coleman
双眼鏡 コールマンシリーズ コールマンH6×21
アウトドアブランドとして有名なブランド・コールマンと光学機器メーカーのビクセンがコラボレーションして作った双眼鏡です。対物レンズの口径は21mmの軽量モデル。
倍率は6倍なので見える範囲が広く、動きの速い野鳥を確認したい方におすすめですよ。女性にも扱いやすく、アウトドアシーンにマッチするカラフルな配色も魅力。収納に便利なソフトケースとストラップもセットなっています。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ3 ■防水仕様で雨のなかでも使えて便利
コーワ
SVII 10X25mm
光学製品のメーカーとして知られるコーワの双眼鏡。ご紹介する「SVIIシリーズ」は、高いコストパフォーマンスを誇る本格仕様のモデルです。対物レンズは25mmで、倍率は10倍と初心者の方も扱いやすいスペック。
双眼鏡の内部に窒素ガスを充てんした防水仕様のため、雨のなかでも使用可能です。握りやすさにもこだわったボディはバードウォッチングにぴったりですよ。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ4 ■開放感のある視界が特徴の広視界タイプ
Nikon
8倍双眼鏡 PROSTAFF P7
ニコンのプロスタッフシリーズはオールラウンドに使えるバランスのとれた性能が魅力の双眼鏡。倍率は8倍で見掛け視界が62.6°と広く見えるモデルです。
アイレリーフは15.4mmなので眼鏡をかけて双眼鏡を使いたい方にぴったり。開放感のある視界でバードウォッチングを楽しみたい方におすすめですよ。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ5 ■撮影したい方におすすめの録画機能付きモデル
キヨラカ
RD-S01 カメラ付き双眼鏡
カメラとビデオ録画機能が付いた双眼鏡が欲しい方にぴったりのキヨラカの「RD-S01」。双眼鏡で見たままのシーンを画像や動画として撮影できます。
対物レンズは25mmで、倍率は10倍と初心者の方にも使いやすい仕様。画像や動画の撮影はピントを合わせてボタンを押すだけと簡単ですよ。
バードウォッチング用の双眼鏡おすすめ6 ■使い勝手と性能の良さが魅力のモデル
コーワ
YFII30-8 8×30
コストパフォーマンスの良いモデルが欲しい方におすすめのコーワの双眼鏡。対物レンズの口径は30mm、倍率は8倍とバードウォッチング用として使い勝手のよいモデルですよ。
雨や水滴を防ぐ防水仕様のほか、汚れが付きにくいコーティングが施されたメンテナンス性にも優れた商品。機能と使いやすさのバランスがちょうどいい初心者の方にもおすすめの双眼鏡です。
バードウォッチング用双眼鏡に関するよくある質問
■バードウォッチング用の双眼鏡の選び方は?
バードウォッチング用の双眼鏡は以下の点を参考に選ぶとよいでしょう。
・対物レンズの口径と倍率
・見掛け視界の広さ
・防水機能の有無
・サイズや重さ
・メーカーや価格
・カメラ撮影や録画機能の有無
・眼鏡をしている人はアイレリーフをチェック
趣味としてバードウォッチングをはじめたい方にもおすすめの双眼鏡はこちらをご覧ください。
■バードウォッチングにおすすめの双眼鏡の倍率は?
バードウォッチングにおすすめの双眼鏡の倍率は、用途によって異なります。動きの速い鳥を観察したい方には6倍がおすすめです。一般的なバードウォッチング用の双眼鏡をお探しの方には8~10倍のモデルが最適。特に8倍の双眼鏡は鳥の動きが追いやすく、初心者の方に向いていますよ。双眼鏡はさまざまな倍率がありますが、大きすぎると見える範囲が小さくなることから初心者が行うバードウォッチングには向いていないため注意しましょう。倍率6~10倍のバードウォッチング用双眼鏡のおすすめを知りたい方はこちらをご覧ください。
■バードウォッチング用双眼鏡の倍率8倍と10倍のモデルはどちらがおすすめ?
一般的なバードウォッチング用の双眼鏡におすすめの8~10倍のモデル。視野の広さを優先したい方は8倍、大きく野鳥を見たい方には10倍を選択するといいでしょう。バードウォッチング用の双眼鏡のおすすめを知りたい方はこちらをご覧ください。
■初心者向けバードウォッチング用双眼鏡の相場は?
バードウォッチング用の双眼鏡の価格は30万以上する高額なものから1万円以下で買えるモデルまでさまざま。バードウォッチングをこれから趣味にしたい初心者の方には5,000円~1万円ほどの価格帯の商品がおすすめ。機能にもこだわりたい方は1万円~2万円のコスパのよいモデルも検討しましょう。5,000円~2万円ほどの価格で購入できるバードウォッチング用の双眼鏡をお探しの方はこちらをご覧ください。