「街を歩いている分にはいいのですが、博多座では『前よりいいものができるのか?』と審査されているような緊張感がありますね。本当に大吉さんともよく言うんですけど、福岡が一番やりづらい。良い意味で親目線で心配されている感じです。だから毎回毎回、免許の更新のようで、『東京で頑張ってきました。どうでしょう?』と問い、『よし、お前、まだ頑張れるな』って思われたいという気持ちです」
博多座が開業した25年前は、
「28歳の頃、いろいろなことを諦めかけていて、博多座は眩しすぎて別世界でした」
という華丸さん。今や全国的な人気芸人となり、博多座で座長として舞台を率いるほどになりました。本作で演じるのは、吹奏楽とは全く畑が違うスポーツインストラクター役。吹奏楽部を全国大会へと導く華丸さんの「熱血」の舞台を体感してみませんか。