ザック(リュックサック)は、用途に合わせて容量の大きさを選びましょう。日帰りなら20~30リットル、一泊するなら30~40リットルが一般的。男性用と女性用があるので、自分にぴったりフィットするザックを選ぶには、実際にお店に行って背負い心地を確かめるのがおすすめです。
初心者にもおすすめの使い勝手の良さ ■軽量化と耐久性の高さを兼ね備えるザック
ザ・ノースフェイス
テルス45 リュック ザック
アメリカ発のアウトドアブランド「ザ・ノースフェイス」。知名度とともに、豊富なサイズ展開と機能性の高い登山アイテムに定評があります。
軽くて長時間背負っていても疲れにくく、耐久性にもすぐれたテルスシリーズの中型サイズ。小・大容量ポケット、レインカバー付き専用ポケットなど使い勝手の良さを追求した仕様で初心者にもおすすめの定番ザックです。
■トレッキングポール
長時間の歩行に便利なのがトレッキングポール(杖)。ストックとも呼ばれ、特に下りの際にバランスが取りやすくなり、膝の負担を和らげてくれます。テレスコープ式と折りたたみ式があり、転倒防止にも役立ちますよ。
イギリス発の老舗アウトドアメーカー 軽量・安全設計のトレッキングポール
karrimor(カリマー)
カーボン トレッキングポール 2本1セット
「カリマー」はイギリスで誕生したスポーツ・アウトドアの老舗メーカー。品質・機能・デザインのレベルの高さで、初心者からプロまで幅広い登山家に愛用されています。
カーボン素材をメインに使用した軽量トレッキングポール2本セット。長さ調整のしやすい設計とロックがかかる構造で安全面も考慮されています。英国らしいブランドロゴもおしゃれです。
■レイングッズ
不安定な山の天候に備え、雨具やレインウェアなどのレイングッズを装備しておきましょう。レインウェアのおすすめ素材は、高い防水性と透湿性を兼ね備える「ゴアテックス」。折りたたみ傘や雨から荷物を守るザックカバー、靴に雨が入るのを防ぐレインスパッツなど、そのほかのレイングッズも必要に応じて持っておくと良いでしょう。
■服装
登山用の服装には、快適に山を登るため抑えておきたいポイントがあります。「レイヤリング」と呼ばれる、下着(ベースレイヤー)、シャツ(ミドルレイヤー)、防寒着(アウターレイヤー)の順にする重ね着がもっともポピュラー。山の天候や季節に合わせて脱いだり着たりして体温の調節を容易にできます。ズボンや靴下を含め、服装の素材は吸水性・速乾性・伸縮性にすぐれたものを選ぶのがおすすめです。
■そのほかあると便利な持ち物
そのほかにもあると便利な持ち物としては、飲み物はもちろん小腹がすいたときのエナジーバーやスナック、時間管理のための腕時計など。また季節によっても異なり、夏は日焼け止めや帽子、サングラスなどの紫外線予防グッズ、冬は防寒グッズの厚手手袋、防水素材のレイングローブが必須なので忘れずに準備しておきましょう。
初心者におすすめの登山コース
初心者におすすめの山がある地域一覧をご紹介します。日帰りや一泊など登山時間・距離に応じてさまざまなコースがあるので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
■東京
東京で有名な山と言えば、高尾山や御岳山。登山家でなくても登ったことがある人も多いのではないでしょうか。日の出山や高水三山など、登山超初心者コースから初心者向けコースまで充実しているのが東京山の特徴です。