水中ウォーキングは手で水をかくので全身運動になり、地上でウォーキングをするよりも消費カロリーが高く効率的。
水中では浮力によって体重の負荷が下がるため比較的動きやすく、足腰や膝への負担が軽減されるので腰や股関節、膝に痛みがある方にも適しています。
最近はスイミングスクールはもちろん公営プールなどでも、シニア向けクラスが増えています。まずは運動不足解消に、それから体力づくりに。続けるほどに自信がついていきますよ。
恥ずかしくない!おしゃれなフィットネス水着
最近の水着はデザイン&サイズが豊富。
肌の露出が少なく、着脱もしやすい仕様です。
画像提供:アリーナ
■わざわざ運動はしたくない人
「楽しい」ことが大前提
運動が苦手、体をわざわざ動かすのはおっくうという方は、日頃の行動を工夫したり意識することで“運動化〟しませんか?
たとえばお買い物。スーパーでは、目的のものを買い求めるだけではなく、店舗内を歩き回ってみる。ショッピングセンターへは、目的がなくても出掛けて、館内をウオーキングするとよいでしょう。
両手に荷物を持てば、ダンベル運動さながらの筋力アップにも。
ショッピングセンターにはあちこちに鏡があるので、鏡に映るたびに歩く姿をチェックし、背筋を伸ばして美しい姿勢を意識できるとより効果的です。
最近では「イオンモールウオーキング」など、ショッピングセンター自体が施設内での歩き回りを奨励していたり、イベントなどが行われることも。上手に活用しましょう。
また、お孫さんと遊ぶこともおすすめです。“こどもと遊ぶ〟のはかなりの体力を使います。自身の運動にもなりながら楽しく遊んで、かわいい孫の「ありがとう」と笑顔がついてくる。こんなに幸せな運動はありません。
■取材協力
日本健康運動指導士会 福岡県理事
古庄(太刀山)美樹さん
株式会社MIKI・ファニット代表、近畿大学通信保育科講師ほか。子どもやシニア向けに運動教室・学習支援・イベント等を開催。
睡眠
歳を重ねるごとに睡眠ヘの悩みが増える中、酷暑がさらに寝づらさに拍車をかけます。
でも、眠りの環境や意識を変えることで、状況を改善することができます。