カロリーとともに大切になってくるのは、栄養バランス。体に良いからと、特定の食品だけを偏って食べるのはNG。意識的に様々な食材を摂取していくことが大切です。とはいえ、外食ではどうしても栄養が偏りがち。ですが、ご安心を。1日のトータルでバランス良く栄養を摂取出来ていれば大丈夫。例えば、お昼にうどんを食べに行ったのであれば、夕食では炭水化物を少なめにして、野菜や肉・魚などのタンパク質をいつもよりも多めに食べるなど調節しましょう。あまり難しく考えず、おおらかに栄養バランスを考えることが長続きさせるコツです。
三食きちんと食べて、栄養吸収を穏やかに
朝は食欲がないから朝食抜き、ダイエットのために夕食抜き…。これが体にとっては大きな負担に。食事の間隔が空きすぎると、次に食事をするときに体は一気に栄養を吸収しようとするため、血糖値が急激に上がる「血糖スパイク」が起こります。この血糖スパイクにより血管が傷つき、脳梗塞や心筋梗塞、さらにはがんや認知症のリスクも高まります。
反対にお菓子など間食を多く摂る生活をしている人は、糖分を多く摂りすぎて、心臓病リスクがあがります。
キーワードは、「三食きちんと。間食はしない」です。
ちょっとした工夫で塩分カットの食事に
以前と比べると減ってきたと言われている、日本人の塩分摂取量。それでも、国際的にみるとまだまだ高塩分の食事をしているようです。塩分の取り過ぎは、高血圧の原因に。
味付けを薄くすると、美味しくないと思われそうですが、下で紹介しているようなちょっとした工夫で塩分摂取量を抑えることができます。早速新しい食生活の習慣にしませんか?
塩分をカットする新・食生活習慣
■かけ醤油は「つけ醤油」にする
おひたしなど、後から醤油をかける料理は、「かける」のではなく、小皿に醤油を出してつけるようにするだけで、口にする醤油の量が減ります。
■麺類のスープは飲まない
うどんやラーメンなどの麺類はスープに塩分が多く含まれています。美味しいスープは飲み干したくなりますが、そこはグッと我慢。
■味噌汁は具材を多めに
毎日の食卓に欠かせない味噌汁も、塩分が多く含まれています。具材を多くして、汁の量を減らすことで塩分の摂取量をセーブしましょう。
■漬物は浅漬けに
漬物は古漬けになるほど塩分が多く含まれます。日常的に食べる漬物は浅漬けにした方がベター。
■加工品の摂取量を控える
ハムなどの加工品には塩分が多く含まれます。出来るだけ塩分がカットされているものや、フレッシュな食材を使った料理になるように心がけましょう。