運動はあらゆる生活習慣病に効果大!
運動の大切さが今あらためて見直されています。定期的に運動をすることで、循環器、脂質バランス、さらには認知症、要介護など、ほぼ全ての生活習慣病の予防に効果があると言われています。
運動をするのは大変と思われますが、毎日歩くだけでも効果あり。さらに週2回ほど筋肉トレーニングを行うことで、筋肉の衰えを防ぎフレイルやサルコペニアの予防に。
反対に運動や筋肉トレーニングを行わないと、筋肉が落ち、足腰が弱り、出掛けるのも億劫になり、社会参加が減ってしまい、鬱や認知症を引き起こすことにも。今いちど、現在の運動習慣を見直してみましょう。
ちょっぴりウォークや簡単な筋トレでOK
運動が大切と言われても、あらためて運動の時間を設けるのは大変なもの。あまり負担になっては、長続きしません。そこで、オススメは「ちょっぴりウォーク」や「隙間時間&ながら筋トレ」。
60代に必要な運動量を1日の歩行量(歩数)で算出すると、男性7000歩、女性6000歩。平均的には、1000歩~1500歩足りていないと言われています。まずは、平均的な不足分1000歩を増やすことを実践していきましょう。
1000歩を時間に換算すると、だいたい10分程度。いつも使うバス停や駅の一つ、もしくは2つ前で降りて、歩くと丁度いいかもしれません。まずは、この「ちょっぴりウォーク」から始めましょう。
また、筋トレも本格的なキツイものをする必要はありません。例えば、家具などにつかまって片足立ちをしたりするだけでもOK。また、椅子を使ったスクワットは太もも、お尻、大腰筋という体の中でも大きな筋肉に作用するので非常に効果的。
これらの筋トレなら、例えばテレビを観ながら、歯磨きをしながら、またちょっとした隙間時間に行うことが出来ます。
「ちょっぴりウォーク」「隙間時間&ながら筋トレ」を新たな生活習慣として取り入れることで、年齢を重ねても元気な体を手に入れましょう。
「隙間時間&ながら筋トレ」を新生活習慣に!
家事などのちょっとした合間や、テレビを観ながらできる「隙間時間&ながら筋トレ」を、新年からの生活習慣に取り入れてみませんか?
最初は毎日できなくても大丈夫。「1週間に2日以上できればOK」という軽い気持ちで始めれば、無理せず長く続けることができます。
継続は力なり、筋トレを続けるうちに元気で若々しい体に!
■足を後ろに アプローチポイント:お尻
壁の前に立ち、体を支えるために壁に手を添える。腰を反らさないように注意をしながら、膝は伸ばしたままゆっくりと足を後ろに引く。(左右10回×2セット)