みりん小ばなし みりんがないときの応急処置
みりんを切らしていることを忘れたまま、料理をしてしまうことありませんか? 酒と砂糖で代用することが多いですがその分量は適当になりがちです。おすすめの比率は、酒3:砂糖1。酒を多めにすることで、アルコール度数が比較的高いみりんの風味に近づけることができます。
また、照りが欲しい料理のときは、砂糖の代わりにハチミツを使うとより光沢感が出て、さらに自然な甘みで上品な味わいになります。ただし、ハチミツは砂糖よりも糖度が高いので、酒4:ハチミツ1くらいの分量に抑えましょう。
通常どおりみりんを使う場合、和食の基本となる味付けは、「みりん1:酒1:しょうゆ1」がバランスよく味が決まる黄金比率!
取材・監修
田代敦子さん
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。