健康志向の高まりで日本でもさまざまな代替肉が開発されるようになりました。植物からできた代替肉の総称をプラントベースミートといい、欧米では主にエンドウ豆を使います。昔から豆腐や味噌など大豆由来の食品をタンパク源としていた日本では大豆を使うのが一般的。外食チェーンのメニューやコンビニでもプラントベースミートを使用した商品を見かけるようになり、身近な食べ物になりつつあります。
大豆を原料とした「大豆ミート」。ソイミート(soy meat)や大豆肉などと呼ばれることも。ミンチ、ブロック、スライス、ボールなどの形状、乾燥、レトルト、冷凍タイプなどがある。
■話題の商品はこれ!
マルコメ
大豆のお肉で作る惣菜の素。豆腐があれば本格的な四川式麻婆豆腐のできあがり。「ダイズラボ」シリーズでは大豆のお肉を使った豊富な商品を展開。
ダイズラボ 菰田欣也監修
四川式麻婆豆腐
180g オープン価格
無印良品
生姜とゴマ油の風味が効いた大豆ミートの冷凍餃子。焼売(しゅうまい)もある。そのほか、チーズの代わりに豆乳食材をつかった肉・乳・卵不使用のベジタブルピザも好評。
大豆ミートのお惣菜 餃子
180g(10個入) 450円
伊藤ハム
お肉のような食感・味・香りにこだわった「まるでお肉!大豆ミートシリーズ」の一品。レンジで手軽にラタトゥイユソース仕立てのご馳走ハンバーグが完成。
まるでお肉!
植物生まれのハンバーグ
彩り野菜のトマト仕立て
150g 360円
ピエトロ
ピエトロと発芽大豆ミートブランド「Soycle(ソイクル)」のコラボ商品。高品質な大豆ミートを使用した動物性原料不使用の味わい深いパスタソース。
ピエトロ×Soycle
畑生まれのボロネーゼ
130g 540円
ダイエット食としても人気 乳製品
代替ミルクには、豆乳、オーツミルク、アーモンドミルクなどがあり、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の人に支持されています。植物由来のミルクは脂質が少なく低カロリー。豆類や穀物由来のためビタミンB群や食物繊維、ミネラルを多く含み、健康志向の人にも人気です。常温保存ができたり牛乳と比べると賞味期限が比較的長いというメリットも。加工品のバリエーションも増え、体に優しいおやつとして選ばれています。
ここ数年、豆乳以外の代替ミルクも日本のメーカーが次々と商品化。いずれも口当たりがよく、おいしさでも選ばれている。添加物が少ないシンプルな原材料なものがおすすめ。
■話題の商品はこれ!
マリンフード
ココナッツペーストを使用し、乳製品を含む動物性原料は不使用。乳製品のバターと比較してコレステロール98%オフながらも、濃厚な味わいが人気の秘密。
植物バター
160g 335円
イオン
植物由来「Vegetive(ベジティブ)」シリーズの一品。無添加のココナッツミルクを植物性乳酸菌で発酵させた植物性ヨーグルト。着色料や甘味料も不使用。
トップバリュ
ココナッツミルクヨーグルト
250g 408円