猫の介護をサポートできるおすすめアイテム10選|猫の老化のサイン・介護のポイントを解説
愛猫の介護をサポートするおすすめアイテムを10選ご紹介します。猫の老化は急にではなくゆっくりとやってくるため、見逃さないことが大切。介護が必要になっても快適な生活が送れるようにサポートしましょう。本記事では猫の老化のサインや介護のポイントも解説するので参考にしてくださいね。
猫の介護が必要になる老化のサイン
猫の介護が必要になる老化のサインは以下のような点が挙げられます。
・じっとしていることが多い
・体臭や口臭がきつくなる
・筋力が低下する
・ジャンプしなくなる
・トイレの失敗が増える
・トイレの回数が増える
・グルーミングする回数が減る
見逃さないためにも事前に確認しておきましょう。
老猫を介護するポイント
老猫を介護する際には「ベッド」や「トイレ」などの生活環境を見直す必要があります。介護するポイントを確認し、サポートできるアイテムを選択してくださいね。
■ベッド
老猫になり寝る時間が増えると床ずれや関節の固まり、寝返りができないなどの問題が発生します。そのため、体型にフィットするベッドやクッション性がよく体圧を分散してくれるマットレスへの変更がおすすめ。寒がりな猫には、保温マットを使い快眠できる環境を整えてあげることが大切です。足腰が弱っている場合、高い段差だと負担をかけてしまうため注意が必要です。
■食事
フードは老猫でも食べやすいシニア用に変更することや、ぬるま湯でふやかして食べるウェットフードを取り入れると良いでしょう。食べやすくなると同時に消化もよくなります。また、食事を入れる容器も負担の少ないものに変更することが大切。頭を下げて食事をとるのは老猫にとって負担になり吐き戻ししやすくなります。頭を下げなくてもよい高さのある容器に変更すると食べやすいでしょう。
■トイレ
老猫になるとトイレの回数が多くなり、失敗することも増えます。トイレの周りに滑り止めや撥水加工のマットを敷いておくと安心です。また高さのあるトイレの場合、老猫の足腰に負担がかかることも。出入りしやすいトイレに変えることや台・スロープを設置して昇り降りしやすくすることが大切です。
■転倒防止
高齢になると筋力が低下します。猫が転ばないように滑り止めの役割を担うシートを敷いておくと踏ん張りがきいて生活しやすくなりますよ。
病気や寝たきりの老犬を介護するには?
高齢で寝たきりや病気の猫を介護する場合、食事は注射器型のシリンジを使うと便利。流動食を流し込めるほか投薬にも使えます。排泄がトイレでできないときには猫用のおむつを使用しましょう。
猫の介護をサポートできるおすすめアイテム10選
猫の介護をサポートできるアイテムを10選ご紹介します。体の負担を少なくできるベッドやトイレなどのなかから厳選しました。老猫が心地よく生活できる環境を整えてくださいね。
【ベッド】猫の介護をサポートできるアイテム3選
老猫には体にフィットするベッドやクッション性の高いアイテムがおすすめ。クッション性の高いアイテムは体圧を分散してくれるので心地よく眠ることができます。質の高い睡眠がかなうアイテムを3つご紹介します。
【ベッド】猫の介護をサポートできるアイテム1 ■二重構造のウレタンプレートで体圧を分散できる
IDOG&ICAT
UNAGE 低反発シニアベッド コーナーベッド Sサイズ
低反発素材で作られた沈みすぎないベッドは足腰への負担を軽減できるアイテムです。体圧を分散してくれる二重構造のウレタンプレートを使用。約6cmと座面も低いので昇り降りがしやすい点もメリットですよ。
なだらかな縁が付いているので、身体を寄せたりあごを乗せたりして眠ることが可能。カバーは外せる仕様で、洗濯で丸洗いできます。
【ベッド】猫の介護をサポートできるアイテム2 ■段差が低く昇り降りしやすいシニアローベッド
IDOG&ICAT
unage 体圧分散シニアローベッド
カドラータイプ キルト Sサイズ
適度に硬いウレタンとエッグクレート状の低反発素材を使用した体圧分散が可能なベッド。柔らかな肌触りで心地よく睡眠できます。約5.5cmと段差が低いので昇り降りの際の負担も軽減できる品。
ダニや害虫もほとんど発生しないので衛生的に使えて便利です。お手入れしやすい防水カバーを採用。汚れても洗濯機で丸洗いできますよ。
【ベッド】猫の介護をサポートできるアイテム3 ■寒がりな老猫にぴったりのヒーターマット
nekozuki
ぽかぽかマットPOCKET
寒がりな老猫にぴったりのカイロの熱を利用するあたたかなマット。電気を使わないので火事が心配な方も安心です。夏の暑い時期はカイロなしで使える仕様。
洗濯できるのでいつでも清潔に保てます。大きさが2種類あり、カラーバリエーションも豊富なのでお好みに合わせて選択可能。お使いのベッドの上に置いて利用することもできる便利なアイテムです。
【食事】猫の介護をサポートできるアイテム3選
老猫になると食事もしっかりサポートしてあげることが大切です。介護に便利な食器やシリンジ、キャットフードをご紹介します。
【食事】猫の介護をサポートできるアイテム1 ■傾斜がついてフードが食べやすい食器台
Keat
傾斜のある食器台
食べやすいように傾斜のついた食器題は背筋をのばしたまま食事ができるアイテムです。ご飯が食べづらい高さのない容器で吐き戻しをしてしまう猫にぴったり。
富山の家具職人による手作りの品はブラウンやナチュラルなど4種類のカラーから選択できます。食べ渋りの多い猫やお皿からフードをこぼしてしまう猫にも最適です。
【食事】猫の介護をサポートできるアイテム2 ■なめて食べるタイプのキャットフード
ペットライン
キャネット メルミル 介護期用
老猫用のなめて食べるタイプのキャットフードです。心臓や腎臓の健康維持に配慮した介護期用の総合栄養食。
少しの量で栄養をしっかり補給できる高栄養・高エネルギー設計です。かつおやまぐろ味などからお好みに合わせて選択可能。高齢猫の健康を考えた商品ですよ。
【食事】猫の介護をサポートできるアイテム3 ■自分で食べられない猫に食事を与えられるシリンジ
スケーター
ペット専用 シリンジ
すりつぶした食べものやなめて食べるタイプのフードをなかに入れて押し出すことが可能なシリンジ。寝たきりの猫や介護を必要とする猫へ食事を与える際に最適で、病気の猫に投薬する際にも使えます。
容量は50mlで、フードを入れるときに使えるサイズ。自分で食べられなくなった高齢猫に利用したい日本製のアイテムです。
【トイレ】猫の介護をサポートできるアイテム2選
猫は高齢になるとトイレをする際にも負担がかかります。出入りしやすいトイレに変えることや台・スロープを設置して昇り降りしやすくすることが大切。老猫のトイレをサポートできるアイテムを2つご紹介します。
【トイレ】猫の介護をサポートできるアイテム1 ■筋力が低下した老猫も出入りしやすいトイレ
moderna products nv
Kitty and Puppy Pan
トイレの入り口の高さが8cmと低く設定されている商品。筋力が低下して足腰が弱くなりやすい老猫も負担が少なく出入りできます。
カバーなどのパーツが付いていないシンプルなデザインなので丸洗いする際にも便利。お部屋に馴染みやすいグレーカラーも魅力です。
【トイレ】猫の介護をサポートできるアイテム2 ■トイレの昇り降りをラクにするスロープ
ペピイオリジナル
にゃんこスロープ
スロープは、足腰に負担のかかりやすい入口の高いトイレに登りやすくするアイテム。ペピイオリジナルのスロープは、40cmの幅広タイプの滑りにくい仕様です。
老猫ものぼりやすい傾斜15度の品。裏面には滑り止めがついているのでフローリングでもズレにくくなっています。
【日用品】猫の介護をサポートできるアイテム2選
粗相をすることが多い場合、防水マットを敷いておくと汚れを簡単に処理できて便利。滑り止めの役割を担うシートを敷くと老猫も踏ん張りがきいて生活しやすくなりますよ。おすすめのアイテムを2選ご紹介します。
【日用品】猫の介護をサポートできるアイテム1 ■滑り防止になるタイルカーペット
YAMAZAKI
タイルカーペット
老猫の滑り防止になるタイルカーペット。置くだけで吸着するので、ズレることなく使えます。トイレが上手にできないときでも汚れた部分だけを洗濯できて便利。
アンモニア消臭やはっ水加工が施された商品です。床暖房にも対応しているので寒がりの猫も安心ですよ。
【日用品】猫の介護をサポートできるアイテム2 ■介護に便利な防水マット
IDOG&ICAT
UNAGE シニア防水マット
高い防水性素材を使用したマット。ベッドや床に置いて使うことで、粗相した際の汚れや水分を防いでくれます。
丸洗いできるのでお手入れが簡単な点もメリット。トイレの周辺やマットの上にご飯を置くなどいろいろな使い方ができる商品です。
猫の介護に関するよくある質問
■猫の介護が必要になる老化のサイン
猫の介護が必要になる老化のサインは以下のような点が挙げられます。
・じっとしていることが多い
・体臭や口臭がきつくなる
・筋力が低下する
・ジャンプしなくなる
・トイレの失敗が増える
・トイレの回数が増える
・グルーミングする回数が減る
見逃さないためにも事前に確認しておくとよいでしょう。猫の介護をサポートできるアイテムをお探しの方はこちらをご覧ください。
■老猫を飼っている場合の介護のポイントは?
老猫を飼っている場合、「ベッド」や「トイレ」、「食事」などを見直し、生活環境を高齢の猫に合わせて整える必要があります。猫の介護をサポートできるアイテムをお探しの方はこちらをご覧ください。
■病気や寝たきりの老猫を介護するには?
高齢で寝たきりや病気の猫を介護する場合、食事は注射器型のシリンジを使うと便利。流動食を流し込めるほか投薬にも使えます。排泄がトイレでできないときには猫用のおむつを使用しましょう。猫の介護をサポートできるアイテムをお探しの方はこちらをご覧ください。