今年の夏も厳しい暑さでしたが、夏バテしていませんか?
今回は、宮崎の郷土料理の冷や汁を、サバ缶を使って手軽に出来る『サバ缶で簡単冷や汁』を紹介します。
値段も手頃なサバ缶ですが、中性脂肪やコレステロールを下げる効果があるDHAをはじめ、EPAやたんぱく質、さらに骨ごと使えるのでカルシウムなど、栄養もたっぷり! ご飯にかけても、そうめんの漬け汁にしても、さらっと食べられるので、食欲のない時でもおすすめです。
【材料】(2人分)
サバみそ煮缶…1缶
◎サバ缶を使うことで、従来は焼き魚で作る冷や汁がより手軽に
カツオのだし汁
(顆粒だしを溶かしたものでも可)…300cc
みそ…小さじ2、キュウリ…1本、豆腐…100g
ミョウガ…1個、大葉…2枚、すりごま…大さじ1
おろしショウガ…適宜
【作り方】
①だし汁は冷蔵庫で冷やしておく。香ばしさを出すため、みそはホイルに広げて、オーブントースターやグリルで少し焦げ目がつくまで加熱する。
②キュウリは輪切り、ミョウガは小口切りにする。豆腐は水切りして、食べやすい大きさに切っておく。
③ボウルにサバ缶を汁ごと入れてほぐし、だし汁とみそを加えてよく混ぜ合わせ、②とすりごまを加える。
④器に盛り、千切りにした大葉とおろしショウガをのせる。
POINT
サバの水煮缶を使うときは、みその量を好みで調整して下さい。また、サバ缶の代わりにツナ缶でもおいしいですよ。
田代敦子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。