そろそろ日差しも強くなり、初夏が近づいてきました。今回は旬のアジを使った「アジとたっぷり野菜のエスカベッシュ」(洋風南蛮漬け)を紹介します。
脂ののったアジとビタミンたっぷりの野菜を、ビネガーやレモン汁で酸味が効いたさっぱりいただける1品!
しかも揚げずに、フライパン1つでできます。おかずにはもちろん、ビールや白ワインのお供にいかがですか?
【材料】(2人分)
アジ(3枚おろし)…2尾分 (魚は白身やサーモンでもOK)
塩コショウ…少々 小麦粉…適量
オリーブオイル…アジ用 大さじ2、野菜用 大さじ3
セロリ…1/3本 ピーマン…1/2個
パプリカ(赤・黄)…各1/4個 ニンジン…1/3本(野菜は旬のものを好みで)
アスパラ…2本 ニンニク…1/2かけ
鷹の爪…1本(種を取る)
◎マリネ液
白ワインビネガー(なければ米酢)…大さじ2
レモン汁…大さじ2
ディル(またはセロリや好みのハーブ)…適宜
【作り方】
①アジは塩コショウをして、小麦粉を薄くまぶす。セロリは筋を取って薄切り、ピーマン・パプリカは種を取って千切り、ニンジンも皮をむいて千切り、アスパラは食べやすい長さに切る。
②フライパンにオリーブオイル(大さじ2)を熱し、アジを両面とも焼き目がつくまで焼き、火が通ったらバット等に取り出す。
③フライパンをサッと拭いて、オリーブオイル(大さじ3)とにんにく・鷹の爪を入れて火にかけ香りが立ったら、硬い野菜から順に炒めて、レモン汁以外のマリネ液を加える。
④全体がしんなりしたら火を止めて、レモン汁を加える。
⑤熱いまま②のアジにかける。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておく。器に盛り付け、あればディル(または好みのハーブ)をトッピングする。
POINT
30分ほどで味がなじみますが、2~3日くらいは日持ちするので、作り置きにもぴったり。
田代敦子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。