食欲の秋、真っ只中!食材も豊富、新米も出てご飯がおいしい季節です。
今回の料理は、「秋鮭とキノコの炊き込みご飯」。簡単にでき、味付けもシンプルな一品です。サケに含まれるアスタキサンチンやDHAは美容や健康にも効果的。食物繊維やミネラル豊富なキノコとの相性もピッタリ。野菜の汁物などを付ければ、立派な献立に。冷めてもおいしく、おにぎりにして行楽のお供にも。
【材料】(2合分)
・サケの切り身…大1切れ
(塩…少々、酒…小さじ1)
・キノコ(シメジ・舞茸・シイタケ等)…合わせて150gぐらい
2種類以上入れると、よりおいしい!
・ショウガの千切り…1かけ分
・だし昆布(8~10㎝角)…1枚(顆粒の昆布だし…小さじ1でも可)
・水…適量
・オリーブオイル…大さじ1
・米…2合
[A]酒…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
・バター…10g
・大葉の千切り…適宜
【作り方】
①サケは骨があったら除き、塩と酒を振り、しばらく置いて水気を拭いておく。キノコは石づきを取ってほぐす。米は洗ってザルにあげておく。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、サケの両面をこんがりと焼き付ける。キノコも加えて崩れないようあまり触らず炒める。
③炊飯器の内釜に米と[A]を入れて、目盛りまで水を加えてよく混ぜる。その上に昆布・サケ・キノコ・ショウガを乗せて、いつも通りに炊く(炊き込みご飯モードがあれば使用)。
④炊き上がったら、昆布を取り出し、バターを加えて鮭をほぐしながら、よく混ぜる。器に盛り、大葉の千切りを乗せる。
■POINT
サケとキノコを最初に焼き付ける事で香ばしく、うま味がアップ!
田代敦子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。