

6度目にして初めてのダブルキャスト
日本では2006年に初演された『ダンス オブ ヴァンパイア』。以来、 年にわたり主人公のヴァンパイア(吸血鬼)クロロック伯爵を演じ続けているのは山口祐一郎さんです。そして6度目となる本公演で、過去にも同じ役を演じたこともある城田優さんと、初めてのダブルキャストが実現します。
観劇に関わる全ての時間を特別に
「観劇前からの高揚、上演中はもちろん終わって帰宅するまで、来ていただいた方に特別な瞬間が一つでも増えるように、みんなでベストを尽くして素敵な時間を共有したい」と舞台にかける思いを語る山口さん。続けて本作の役作りについて伺いました。
「クロロックは、ヴァンパイアなので人間じゃない。だからこそ人それぞれにヴァンパイア像があります。動き一つをとっても、お客さまが持つイメージに寄り添えればという思いで毎回舞台に立っています」
念願がかなったクロロック伯爵役
映像の世界では、大柄な体格が良くも悪くも「目立ちすぎてしまう」と悩んだ時期もあったという城田さん。しかし、本作を何度も観るうちに「この舞台であれば、それが武器になるのではないか」という思いがこみあげ「クロロック伯爵役を演じたい」と言い続けていたそうです。そのため「オファーを受けた驚きより、念願がかなったという思いです」と心境を話してくれました。
普段から親しみを込めて「息子」と呼ぶ城田さんとのダブルキャストは、山口さんにとっても待望の相棒誕生です。
多彩な要素のストーリー華やかな音楽、ダンス
ヴァンパイアと聞くと「怖いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、本作はコメディーの要素もちりばめられています。もちろん音楽にも注目で、帰りがけについ口ずさみたくなる耳に残る楽曲から、歌唱力に定評のある2人が「ロングトーンや会場を支配するように歌い上げるナンバーが多くて大変!」と口をそろえるものまでバラエティー豊かです。最後は客席も一緒になって踊るような構成で、盛りだくさんの内容に期待感が高まります。
「ずっとダブルキャストをするなら城田さんだと思っていました」と話す山口さん。一方、 年近くミュージカルの舞台に立ち続けている山口さんを「一生追いつけない存在」と尊敬してやまない城田さん。この2人だからこそ実現した初のダブルキャストで、新たなクロロック伯爵が誕生すること間違いなしです。
チケットについて


『ダンス オブ ヴァンパイア』|公演案内|福岡の演劇専用劇場 博多座
https://www.hakataza.co.jp/lineup/44『ダンス オブ ヴァンパイア』の公演詳細情報です。福岡の演劇専用劇場 博多座の公式ウェブサイトです。博多座での公演に関する詳細情報を紹介しています。