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【今月のひと】介護問題から味噌汁づくりまで 旺盛な好奇心と行動力で前へ、前へ!

【今月のひと】介護問題から味噌汁づくりまで 旺盛な好奇心と行動力で前へ、前へ!

KBC-TV シリタカ! コメンテーター 武内 和久さん


福岡市西区姪浜出身。東京大学法学部卒業後、厚生省に入省。医療・福祉・年金などの社会保障政策に携わる。その後、マッキンゼー&カンパニーに在籍、福岡市政策参与などを兼務。春からKBC-TV「シリタカ!」のレギュラーコメンテーターとして活躍中。

 厚生省で大臣官房、在英国日本大使館一等書記官などを歴任されてきた武内和久さん。恐れ多い肩書きとは裏腹に、ご本人は実に気さくで自然体だった。
 「官僚時代は、ずいぶん大上段に振りかぶって仕事していたように思えます。福岡に帰ってきて現実が全然見えていなかったと実感しました。例えば『高齢化率が27%、医療費が40兆円になりました』とか言われてもピンとこないでしょう。“わたしの問題”として正面からしっかり取り組まないといけない。そういう観点から言葉を発するべきなんです」と武内さん。

被災地、朝倉を訪れた武内さん。最新刊『介護再編~介護職激減の危機をどう乗り越えるか』(ディスカバー携書)発売中。

先日もTV番組のロケで訪れた朝倉の被災地で高齢の農家さんと対話し、先の見えない厳しさやジレンマを直に感じるなど、理屈だけではない感情の部分を日々、勉強させてもらっているという。
「好奇心旺盛で、迷ったら前へ進むタイプ」と自己分析する武内さんは今後もどんどん外に出て、より多くの人の声を聞きたいと意欲的だ。
 そんな武内さんの最大の関心事は介護問題。特別養護老人ホームに飛び込んでボランティアを経験し、介護の難しさや奥深さを痛感したとか。
「お年寄りは子どもと違って成長していくことはありませんが、決して後退しているのではない、人として成熟して色づいていくのです。たとえ認知症になったとしても、その方のそれまでの人生や家族の記憶は何も変わることはない。現実を受け入れ、過去と比べないことです。一番辛いのは一人で抱え込んでしまうこと。周りの人とのつながりを保ち、シェアしてほしい。高齢社会に対してうつむくのではなく前向きに生きていける社会をつくるお手伝いができればいいなと考えます」

「味噌汁に唐揚げを入れるとコクが出てうまいんですよ」

ところで、武内さんは毎朝、愛する奥様と娘さんのために味噌汁を立てるのだとか。
「味噌汁は健康にいい、栄養もたっぷり摂れるスーパーフード。野菜も肉も魚もなんでも受け入れる包容力、これはもう小宇宙、リトル・コスモスでしょう…」 
味噌汁を愛してやまない武内さんは、郷土愛溢れるコメントで締めくくってくれた。
「これまでの経験を生かし、愛する福岡、九州に還元したい。みなさんの期待を超えるコメントをしたいと思っています」

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