沖縄県久米島 ハテの浜
岡田信義=写真
photo:Nobuyoshi Okada
■岡田セミナー塾長
久米島から船に乗って30分。東シナ海のど真ん中に位置する、白い珊瑚のハテの浜にて撮影しました。この美しい波光(虹)はいつ行っても撮れるわけではなく、1年に10回程度しか見ることのできない貴重な光景です。
藤山凡忠=俳句
haiku:Bonchu Fujiyama
■福岡蕗会員 蕗の里会員
波光が全面に輝く海に囲まれながら連絡船の行方を見守る人を捕えた光景に、望郷を感じて作句しました。
■歴史を映す、沖縄の伝統工芸
©OCVB
●やちむん
「やち=焼き」「むん=もの」という、沖縄で約400年の歴史を持つ焼き物の呼び名。ぽってりとした厚みがあり、色鮮やかな絵付けを施しているものが多い。古くは城の瓦などを主体に作られていたが、中国産陶磁器の影響を受けて食器や泡盛の容器なども作られるようになった。置物のシーサーなどお土産としても人気。
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●ミンサー織り
「綿(ミン)で織られた幅の狭(サー)い帯」という言葉からきた、沖縄の伝統的な織物の一つ。琉球王朝時代、男性に求婚された女性が返事の代わりに贈っていたとされており、藍を何度も重ねて染めることから「愛を重ねて」という意味も含まれているとか。今では多彩な色を用いて、バックやインテリアなどにも使用されている。