[種類別]血圧計おすすめ8選|自宅で利用するメリットや選び方のポイントを解説
「血圧計」は自宅で簡単に血圧を測定できるアイテムです。オムロンやタニタ、ドリテックなどのメーカーから発売されており、種類もさまざま。本記事では、血圧計を使うメリットや種類、選び方のポイントを解説します。おすすめの血圧計もご紹介するので購入をお考えの方は参考にしてくださいね。
血圧計を使うメリット
自宅に血圧計を置いておくメリットは、ご自身の血圧をすぐに測定でき、正常な数値か確認できる点。医療機関で測定した場合、最高血圧が140mmHg以上か最低血圧が90mmHg以上、自宅で測定の場合は最高血圧が135mmHg以上か最低血圧が85mmHg以上だと高血圧と判断され、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの疾患が起こりやすくなります。塩分のとり過ぎや肥満などから起こる高血圧の方は、血圧の数値を知り改善に向けて対処することが可能。高血圧ではない方も血圧を測ることで健康管理の目安にできますよ。
血圧計の種類
血圧計には「上腕式(カフタイプ)」「上腕式(アームタイプ)」「手首式」の3種類があり、それぞれ測定する場所が異なります。事前に種類の違いを知っておくと最適な血圧計を見つけやすくなりますよ。
■上腕式(カフタイプ)
「カフタイプ」は、上腕に「カフ(腕帯)」を巻き付けて測定するタイプの商品。市販されている血圧計のなかでもっとも一般的です。上腕にカフを巻く際、締め具合を適切にする必要があることから、慣れるまでに時間がかかります。アームタイプの商品よりも精度は落ちる傾向にありますが、価格の安さがメリットですよ。
■上腕式(アームタイプ)
「アームタイプ」は、腕を血圧計に入れるだけで測定できるタイプの品。カフタイプは毎回カフを腕に巻く必要があるため、手間を省きたい方におすすめです。測定の精度が高い点もメリット。価格が高めでサイズも大きな商品が多いですが、正確な数値を求めたい方におすすめですよ。
■手首式
「手首式」の血圧計は、手首に巻き付けて測定するタイプの商品。心臓に近い場所で測る上腕式の血圧計に比べて測定の精度は落ちるといわれています。コンパクトなサイズの商品が多いため、家以外に持ち運んで使いたい方におすすめですよ。
血圧計の選び方
血圧計は種類のほかに測定のしやすさやスピードなどに違いがあります。選び方を失敗するとせっかく購入しても使いづらくストレスに感じることも。事前に選び方のポイントを確認してぴったりの血圧計を手に入れましょう。
■測定のしやすさで選ぶ
測定のしやすさは血圧計の種類によって異なります。「カフタイプ」の血圧計は、上腕に腕帯をつける必要があるため、一人でも取り付けやすい仕様のアイテムを選ぶことが大切。アームタイプは腕を入れるだけなので測りやすいですが、正しい姿勢で測る必要があります。商品によって測定のしやすさは異なるため、店舗で実際に装着して確認することや、インターネットのクチコミなどを参考にするとぴったりの商品を選択できますよ。
■測定スピードで選ぶ
血圧計選びには測定のスピードも重要なポイントです。機種によってスピードは異なりますが、30秒以内に測定できる商品だと負担も少なくてすみますよ。測定時間がかかる血圧計は測ることが手間に感じる可能性があるため避けましょう。
■機能性で選ぶ
血圧計を選ぶ際は、血圧を測定する以外の機能にも注目しましょう。スマートフォンのアプリと連動できる商品の場合、測定値を自動で記録してくれるため便利。血圧計にメモリ機能が搭載されている機種の場合は、スマートフォンがなくても記録を見返せますよ。家族で使う場合には登録できる人数の数やメモリ機能の登録回数なども事前に確認しておきましょう。