今年もそろそろジメジメとした梅雨がやってきます。
今回は、鶏胸肉をしっとり仕上げた「水晶鶏~きゅうりと梅肉ドレッシング」を紹介します。
パサつきがちな鶏胸肉を下味をつけて、片栗粉でコーティング。ゆでてから冷やし、すりおろしたキュウリと梅肉のドレッシングをかけて、さっぱり食べられる1品です。蒸し暑い季節で食欲のない時にもおすすめですよ。
【材料】(2人分)
鶏胸肉…1枚(300g位)
◎鶏肉下味
┣ 酒…大さじ1・砂糖…小さじ1/2・塩…少々
┗ 片栗粉…適量
生野菜(ベビーリーフ、レタス、ミニトマトなど
好みのもの)…適宜
◎ドレッシング
┣ キュウリ…1/2本
┣ 梅干し…2個(ねり梅大さじ1でも可)
┗ 麵つゆ(2倍濃縮)…小さじ1
梅干しと麺つゆはその物によって塩分が異なるので、味見をして量の調整を
【作り方】
①鶏胸肉は、皮を取り除き、そぎ切りにして、下味の材料をもみ込んでしばらく置く。
②キュウリはすりおろして、ザルにあげて水気を軽く切り、梅干しは種を除いて包丁でたたきペースト状にする。麺つゆと合わせてドレッシングを作っておく。
③鍋にお湯を沸かし、鶏肉に片栗粉を薄くまぶす。氷水を用意する。
④沸騰しないように火加減を調整しながら、お湯に鶏肉を1枚ずつ入れていく。火が通ったら、氷水に入れて冷やす。
⑤器に生野菜を敷いて、水気を切った鶏肉を並べ、ドレッシングをかける。
POINT
梅肉に含まれるクエン酸をはじめとする有機酸には、疲労回復・食欲増進や抗菌作用も!
田代敦子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。