累計380万部を超える大ベストセラー絵本が原作 二月花形歌舞伎『あらしのよるに』が約8年ぶりに帰ってくる!
暗闇の中で相手の素性を知らずに出会ったオオカミの〝がぶ〟とヤギの〝めい〟。食うものと食われるものである彼らが種族を超えて友情を育む「あらしのよるに」は、シリーズ累計発行部数380万部を超えるベストセラーです。
NHK教育(現Eテレ)「てれび絵本」で、ナレーションと全キャラクターの声を務め、その後、アニメーション映画で〝がぶ〟の声を担当した獅童さんが2015年に誕生させた新作歌舞伎。更に洗い直して、二月花形歌舞伎として博多座で待望の約8年ぶりの再演が決定しました。
絵本と歌舞伎の親和性 根底にあるのはノスタルジー
「絵本も歌舞伎も根底にあるのはノスタルジー。どちらも普遍的な魅力があります」
一見かけ離れているかのように思える歌舞伎と絵本ですが、親和性が高いことも新作歌舞伎の題材にできた要因だと話します。
オオカミは黒、ヤギは白を基調とした衣裳も、歌舞伎の古典的なものにアレンジを加えることで動物らしさが表現され、役者の動きからも人間ではなく動物だと分かるような工夫が施されています。
「一番のこだわりは、現代風にするのではなく歌舞伎の特徴である演技の『型』、舞踊、立廻り、音楽では、長唄、義太夫などを駆使して作り上げた点。古典歌舞伎で使われるような魅力的な要素は全て入れつつも、原作が絵本だからこそ、ストーリーが非常に分かりやすい。初めて観る歌舞伎作品としてもおすすめです。ここから、徐々に古典歌舞伎にもなじんでいっていただきたいです」
「自分らしく生きていく」作品のテーマを心に秘めて
見どころは、オオカミなのに心優しい〝がぶ〟が、父から言われた言葉『自分を信じて、自分らしく生きなさい』という心に秘めたる思いを〝めい〟に初めて打ち明ける満月の夜の場面。
「毎回、自分自身に言い聞かせるように演じていて、心に沁みいります。『自分らしく生きていく』は、作品のテーマ。私自身にも当てはまりますし、息子たちに出てもらおうと思ったのも、このテーマを感じて、心に秘めて生きていってもらいたいという親としての思いがあったからです」
待望の再演では、陽喜くん(7歳)が幼いころの「めい」、夏幹くん(5歳)が幼いころの「がぶ」として出演。「中村獅童のライフワーク」と公言する本作には、親としての想いと人生のテーマが詰まっています。
撮影:大塚紘雅
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