例年以上に体調管理が気になる、夏にピッタリな「モロヘイヤ入り酸辣湯」を紹介します。モロヘイヤはエジプト原産で、難病の王様がモロヘイヤスープを飲み回復したとも言われているほど栄養価の高い野菜。夏バテ・ストレス対策・疲労回復・整腸作用等、さまざまな効果が期待できます。辛くて酸っぱい酸辣湯との組み合わせで最強の夏バテ解消スープに!
【材料】(2人分)
■具材
・モロヘイヤ…1/2袋
・豚バラスライス…50g ・シイタケ…2枚
・エノキ…1/3袋(お好みのキノコで可)
・豆腐…80g ・卵…1個
・たけのこ水煮(細切り)…30g
・乾燥きくらげ…5g(水で戻しておく)
具材はこの通りでなくても、冷蔵庫にあるものでOK
■スープ
・鶏がらスープの素…大さじ1 ・水…500cc
Ⓐ・酒…大さじ2
・しょうゆ…大さじ1 ・塩コショウ…少々
・酢(あれば黒酢)…大さじ2
・ラー油・黒コショウ…適宜
【作り方】
①モロヘイヤは根元の硬い茎を除いて、熱湯で10秒ほどゆで、水に取ってから絞り、ざく切りにする。他の材料はやや細めにすべて切っておく。
②鍋に水と鶏がらスープの素を入れて沸かし、豚バラスライス・たけのこ水煮・きくらげ・キノコを加えて煮立ったら、豆腐を入れる。
③Ⓐとモロヘイヤを加えてひと煮立ちしたら、溶いた卵を流し入れ、フワッと浮いてきたら、酢を加えて火を止める。
④器に盛り、好みでラー油・黒コショウをかける。
■POINT
春雨や麺を入れると、酸辣湯麺になります。
田代敦子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。
博多阪急「うまか研究所」料理教室をはじめ、各企業・団体とコラボしたレシピ考案や料理教室を開催。旬の食材や野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューを中心に料理の提案をしている。