マスク着用が個人の判断に委ねられ、夏に向かって気温もだんだん高くなっている中、街では、マスクを外している人も多く見受けられるようになってきました。ぐらんざ読者の皆さんの「マスク着用についての考え」を聞いてみました。
Q1 マスクの着用が個人の判断に委ねられました。これからマスクを外そうと思いますか?
これまで通り着用したい人、これまでよりも外す機会を増やしたい人の割合は、ほぼ半々ですが、少しずつ外す機会を増やしていきたいという人が若干多いようです。
夏の暑さで息苦しいと感じる時などは、無理せず体調に合わせてマスクの着用について考えていきたいですね。
Q2 どんなシーンでマスクを外しますか?
Q3 マスクを外すことに抵抗はありますか?
■「②ややある」「③ある」と答えた人は、理由を教えてください
■その他
・習慣になってしまったので
・対面恐怖
・介護職という仕事柄/医療関係者のため
・通勤などの混雑場所は気が引ける
・外したいけれど周りの目が気になる
・スーパーなどで外している人が少ないから
マスクを外すことに抵抗がある理由はさまざま。選択肢になかった理由としては、大きく分けて「習慣」「周囲の目や反応」「職業がら」「日焼け予防などの美容のため」という4つのカテゴリーに分かれました。「習慣」や「周りの目」については、時間が経つにつれ変わってくるかもしれませんね。
Q4 3年間のマスク生活を振り返っての感想を教えてください。
・歯の治療中とかは、かえって好都合だった。しゃべりたくない人と会った時、気づかないふりするのにも好都合だった。
・マスク生活後に知人になった方の素顔を見たとき、眼だけで想像していた顔と現実の顔はずいぶん違っていました。私もそう思われているのだなと思いました。
・相手の表情が分からないので会話の中で相手の気持ちがくみ取りにくかった。
・マスクが足りなくてミシンを久しぶりに使ったのを思い出します。
・突然の来訪者があり、化粧してなくてもマスクを使用すれば慌てなくて済むことがありました。
・マスクを着用してからの3年間は毎年2回はひいていた風邪を全くひいていません。インフルエンザも予防接種をしていませんが大丈夫だったし、マスク効果は絶大でした。
・色々な柄の布マスクなど種類が増え楽しめました。
・マスクだけでなく、手洗いうがい、消毒検温、会合時の入場制限など、初めての経験で以前の自由な生活のありがたみが分かりました。
・マスク美人だったかも…。
・知らない間にしわが増えてがっかり。今、対策に追われクリームを塗っています。効果がありますように。
・マスクのおかげでメイクをしなくてよかった。若く見られた。けど、通りで知り合いに会って分からなくて失礼したことがあった。
・今はマスクがあふれていますが、3年前は並んでいたことがウソみたいです。
・慣れてくるとマスク生活もよいかと。冬は寒くないし、夏は日焼け防止になり、花粉からも守ってもらえる。
・自分の口臭を認識するきっかけになったなぁと思います。
・マスクを外した時に口周りの汚れや鼻毛に気づいて焦り、顔のたるみに焦り…、マスク無しの生活に戻ったらこれはこれで恐ろしいです。
・スポーツ観戦やアイドルコンサートでは、声出し禁止だとゆっくりと、じっくりと聴くことができ楽しめたのはとても良かったです。
・髭剃りしない生活になった。ワイフからは不評ですが…
息苦しさやメガネが曇るなどの不便さを感じる人も多かったですが、マスク不足だった時に久しぶりに手芸をしたり、ファッションとして楽しんだりと状況を前向きに過ごしていた人も多くみられました。
そして、共通して感じていたのは、人とのコミュニケーションが少なくなったことへの寂しさ。
これから、かつての日常を取り戻していく中で、前向きな気持ちでいられるように日々の暮らしが変わっていくことを願うばかりです。