Q1 現在お住まいのお家の形態は?
半数以上の方が戸建の持家、さらに戸建と集合住宅を合わせると79%の方が持家という結果に。これは福岡県全世帯の持家率53.8%※1と比較すると、20%以上も高い結果に。年齢が他世帯と比べて高いという理由もありますが、バブルを経験したぐらんざ世代は他世代に比べて所有欲が高いということの表れかもしれません。また戸建率が高いのも、「庭付き一戸建てを建てる」という当時の憧れが表れた結果と言えます。
Q2 今後の住まいはどのように検討していますか?
現在の住まいに対して何らかの検討をしている人は、意外なことに僅差ながら「リフォーム」よりも「住み替え」が上回りました。Q3以降では、何らかの対応を考えている方の中で回答が多かった、「リフォーム」「住み替え」を検討している方の詳細を探っていきます。
Q3 リフォームを検討している方は、どの場所をリフォームしたいですか?
1位 キッチン(22%)
2位 浴室・洗面所(21%)
3位 トイレ(20%)
4位 リビング(12%)
水回りのリフォームを検討されている方が圧倒的。予算は100万円に設定されている方が最も多く(26%)、大幅なリフォームというよりも老朽化・不便さを感じられている場所を部分的にリフォームしようという方がほとんどのようです。フルリフォームはわずか6%の方しか検討していないという結果でした。
Q4 住み替えを検討している方は、その理由を教えてください。
1位 利便性がいい場所に住みたいから(47%)
2位 その他(30%)
3位 子供が独立し、家が広すぎるから(18%)
4位 サービス付き高齢者住宅に住みたいから(5%)
買い物や通院に便利がいい場所への住み替えを希望している方がほぼ半数。これはQ1で見えた住まいの形態で最も多い「戸建(持家)」の結果と呼応しているとも考えられます。郊外に戸建を建てた方たちが、加齢とともに体により負担の少ないライフスタイルを求めている結果ではないでしょうか。また「その他」項目には、「子供の近くに住み替えしたい」「団地でエレベーターがない」「実家への住み替え」などがあげられました。