博多座では12年ぶりの再演決定 「レイディ・ベス」がブラッシュアップして帰ってくる
2014年の初演で喝采をあびたミュージカル『レイディ・ベス』。約45年の長きにわたり英国に繁栄をもたらした女王・エリザベス1世の半生を大胆な解釈で描き出す、歴史ロマン大作ミュージカルが、12年ぶりに博多座へ帰ってきます。初演から引き続きロジャー・アスカムを演じるのは、山口祐一郎さん。キャストが大きく入れ替わり、新たな魅力が加わった作品を言わずと知れたミュージカル界の帝王が後押しします。
今の自分だからこそ─ 演じ続ける役の新たな側面
再演が決定した時は「懐かしさと同時に新たな責任と喜びを感じた」そうです。8年の時を経て「今の自分だからこそ届けられる何かがある」と自分自身を鼓舞し舞台へ臨みます。
ロジャー・アスカムは主人公・ベスの師であり父のような存在。
「理知と誠実さを併せ持ち、ベスの精神的支柱となる人物です。静かな強さと人を信じ抜く眼差しを大切に演じたいと思っています。そして、脚本と歌詞を担当されたミヒャエル・クンツェさんが繰り返し問い続けている〝人類の自由とは何か〟という命題への強い執念がある人です」
今回のカンパニーを構成する若い世代に刺激を受けて、役の新たな側面に気付くこともあるという山口さん。さらに深みを増したロジャー・アスカムに期待が膨らみます。
重厚で美しい音楽が魂を揺さぶる
本作の魅力と見どころを山口さんの目線で教えていただきました。
「歴史のうねりの中で揺れ動く一人の女性の成長と葛藤、人間の強さともろさ。その胸に迫る物語が、シルヴェスター・リーヴァイさんによる重厚で美しい音楽で鮮烈に描かれています。そして、魂を揺さぶる楽曲は、アスカムの内面と時代の息遣いも雄弁に語ります」
博多座は実家のよう 舞台は自由に楽しんでほしい
博多座は、こけら落とし公演にも出演し「実家のようにあたたかい劇場」と山口さん。博多座開場時には小さかった街路樹が、12年前の初演時は青々と成長していて、その風景と共に会場の空気感が今もなお鮮明に残っているそうです。
最後に作品の楽しみ方を尋ねると「ひとりひとりの心の赴くまま、自由に想像しながら楽しんでほしい」と語り、そして皆さまへ一言。
「至福のひと時をご一緒に楽しんでみませんか?」
『レイディ・ベス』の公演詳細情報です。福岡の演劇専用劇場 博多座の公式ウェブサイトです。博多座での公演に関する詳細情報を紹介しています。