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ぐらんざ白書 vol.33 「読書」事情

ぐらんざ白書 vol.33 「読書」事情


※回答の合計が100%を超えるものは、「複数回答可」の設問

Q1 どれくらいの頻度で本を読みますか?

全国調査よりも読書率が高い、ぐらんざ読者

文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」(全国の16歳以上の男女が調査対象)の結果では、1カ月に1冊も読まない人が47.3%、1冊以上読む人が52.6%でした。対してのぐらんざ読者は、1ヶ月に1冊以上本を読む人を合計すると80%。つまり、全国平均よりも27.4%も本を読む人が多い結果となりました。「本離れが進んでいる」と言われて久しいですが、ぐらんざ読者にとって、読書はまだまだ生活の一部のようです。

Q2 あなたはどんなジャンルの本を読みますか?

小説などの文学書を好む傾向

ぐらんざ読者が最も読むジャンルは「文学書(小説、エッセイ、詩など)」。週刊誌やファッション誌と比べるとその差は大きく、読者がゴシップや流行りものよりも文学的創造物に関心を寄せていることがわかります。『ぐらんざ』にはエッセーなど掲載しているため、元々文学的なものが好きな人に読んでいただいているという背景もあるかもしれません。

Q3 どのようにして 本を手に入れることが多いですか?

本の入手法は、新品を購入が多数派

フリマアプリの台頭や街中でもよく古書店を見かけますが、ぐらんざ読者は新品購入派が多数。節約のためには古本に軍配が上がりますが、新品には“自分だけの本”という愛着、またコロナ禍で清潔さもよろこばれているのではないでしょうか。また、新品を購入すれば著者や出版社に収益がまわり、自分が好きな作家や出版社を応援していることにもつながります。

Q4 読書をより楽しむために 行っていることはありますか?

本の世界に没頭する自分だけの時間

6割近くの人が実践していたのは、「誰にも邪魔されない時間を設けること」。集中して読むことが出来ればどこに行かずとも、本の中の世界にトリップでき気分転換になりますね。2009年の英国サセックス大学の実験では、6分間の読書で68%のストレスが軽減されたという報告もあります。ストレス社会の現代だからこそ、読書は有効なのかもしれません。

Q5 あなたが好きな作家、その理由を教えてください。

東野圭吾

●推理、エンタメ、軽いエッセー等、どのジャンルもとにかく
 面白いです!大好きな作家さんです。(53歳・男性)
●展開が感心する。次が気になって読みたくなる。(53歳・女性)
●ミステリー作品が、読んでいくにつれて
 引き込まれるので好きです。(69歳・女性)
●非常に読みやすく文章構成が上手だと感じます。
 人間の心の中にある闇のような部分を逃すことなく
 表現してくれているところに引き込まれます。(42歳・女性)

司馬遼太郎

●あらゆる分野に通暁されており、歴史、文学、紀行文、
 評論はじめどの著書にも尽きない魅力があります。
 優しい視点をもった怪物です。(76歳・男性)
●読みやすく世界観が好きです。(66歳・女性)
●歴史上の人物を小説化する作風が好きである。(71歳・男性)
●何といっても歴史小説の第一人者。(66歳・男性)

松本清張

●人間の内面を深く描くところが好きです。(57歳・女性)
●「点と線」を食い入るように読みました。
 推理小説の入門書。(76歳・男性)
●ハラハラドキドキしながら読めるので。(71歳・女性)
●年経ても心に残る内容である点。(69歳・女性)

浅田次郎

●ドラマ化やよく映画化されるので、
 原作と比較することもできる。(51歳・女性)
●とにかく面白い。夢中で読み途中で止められない。
 本人の性格も良しです。(75歳・男性)
●時代を扱うのが上手。文章が読みやすい。(86歳・男性)

瀬戸内寂聴

●女の部分がよく出ているので。(58歳・女性)
●いろいろな方のエッセーを読むのが好きですが、
 寂聴さんのエッセーはおもしろいです。(77歳・男性)
●女性の気持ち、したたかさを描いており
 生きるヒントになりすごく良かったです(67歳・女性)

五木寛之

●福岡出身で身近な土地、地名など共感できる。(82歳・女性)
●考え方が好き。(64歳・男性)
●若い時から五木 寛之の本を読んでいた。(66歳・男性)
●ものの考え方が共感できる。
 ユーモアたっぷりで楽しませてくれる。(71歳・女性)

Q6 あなたのおすすめの本を教えてください。

『ガリレオシリーズ』 東野圭吾

●わくわくする推理物です!
 文句無しの面白さで大好きです。(53歳・男性)

『『鬼平犯科帳』シリーズ』 池波正太郎

●鬼平流、言葉のスタイルが好きです。小説の中でのひろくて
 深い酒食の生活が、大変興味深いものがあります。(79歳・男性)

『天ともに在りて』 中村哲

●中村さんがどこに立ち何を私たちに伝えているか。
 この本は彼のメッセージが凝縮されています。(76歳・男性)

『流転の海』シリーズ 宮本輝

●宮本氏の自伝的小説で生きているうちに完結されると
 言われていましたが、宮本氏のお父さんの生き方が優しく
 人に騙されながら全て失う…
 切なく胸が熱くなりますが そのことを淡々と描かれ、
 いずれ大成する宮本氏の根底になっていると
 思われるところです。(60歳・女性)

『西蔵旅行記(チベット旅行記)』 河口慧海

●著者の河口慧海は仏教学者であり探検家。
 1899年から6年にわたり、チベット山脈を踏破した
 壮大な物語。
 この模様は最近テレビ放送され話題になった。(82歳・男性)

『孟夏の太陽』 宮城谷昌光

●4世代にわたる、一族の物語の短編集。先生の作品は、
 何れかにハマると、時間の縦軸と同時代の横軸の複雑に
 絡み合った他の人物の作品が、別の角度から
 描かれている作品へと、広がってゆける。(50歳・男性)

『こころのふしぎ なぜ?どうして?』 村山哲哉

●子供向けの本でわかりやすい。人間的に考えさせられたり、
 質問されても答えにくいものの答えが書いてある。(53歳・女性)

『苦海浄土 わが水俣病』 石牟礼道子

●一度読んだら忘れられない命の文学。
 末永く読み継がれるべき作品。(65歳・男性)

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