※回答の合計が100%を超えるものは、「複数回答可」の設問
Q1 どれくらいの頻度で本を読みますか?
■全国調査よりも読書率が高い、ぐらんざ読者
文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」(全国の16歳以上の男女が調査対象)の結果では、1カ月に1冊も読まない人が47.3%、1冊以上読む人が52.6%でした。対してのぐらんざ読者は、1ヶ月に1冊以上本を読む人を合計すると80%。つまり、全国平均よりも27.4%も本を読む人が多い結果となりました。「本離れが進んでいる」と言われて久しいですが、ぐらんざ読者にとって、読書はまだまだ生活の一部のようです。
Q2 あなたはどんなジャンルの本を読みますか?
■小説などの文学書を好む傾向
ぐらんざ読者が最も読むジャンルは「文学書(小説、エッセイ、詩など)」。週刊誌やファッション誌と比べるとその差は大きく、読者がゴシップや流行りものよりも文学的創造物に関心を寄せていることがわかります。『ぐらんざ』にはエッセーなど掲載しているため、元々文学的なものが好きな人に読んでいただいているという背景もあるかもしれません。
Q3 どのようにして 本を手に入れることが多いですか?
■本の入手法は、新品を購入が多数派
フリマアプリの台頭や街中でもよく古書店を見かけますが、ぐらんざ読者は新品購入派が多数。節約のためには古本に軍配が上がりますが、新品には“自分だけの本”という愛着、またコロナ禍で清潔さもよろこばれているのではないでしょうか。また、新品を購入すれば著者や出版社に収益がまわり、自分が好きな作家や出版社を応援していることにもつながります。
Q4 読書をより楽しむために 行っていることはありますか?
■本の世界に没頭する自分だけの時間
6割近くの人が実践していたのは、「誰にも邪魔されない時間を設けること」。集中して読むことが出来ればどこに行かずとも、本の中の世界にトリップでき気分転換になりますね。2009年の英国サセックス大学の実験では、6分間の読書で68%のストレスが軽減されたという報告もあります。ストレス社会の現代だからこそ、読書は有効なのかもしれません。