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【ぐらんざ人】俳優 光石 研

【ぐらんざ人】俳優 光石 研


『バイプレイヤーズ』が スクリーンに登場

Ⓒ2021「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会

映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』
■監督/松居大悟
■出演/田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一 他
■配給/東宝映像事業部
◎中洲大洋、T・ジョイ博多、シネプレックス小倉、T・ジョイリバーウォーク北九州、TOHOシネマズ 福津 他にて好評公開中

 名脇役=バイプレイヤーのおじさん俳優たちが本人役で出演し、お茶の間の心をつかんだ人気テレビドラマシリーズ『バイプレイヤーズ』が映画となって登場! ドラマの第1シーズンから出演している「元祖バイプレイヤー」であり、福岡出身の光石研さんにお話を伺いました。

 「最初は映画ではなく、ドラマの第3シーズンができないかとお話をいただきました。それがおととしの秋口くらいの話でしたね」

 再び『バイプレイヤーズ』に出演することに、光石さんは抵抗を感じたと言います。

 「『バイプレイヤーズ』というものはリーダーの大杉漣さんが引っ張ってくださった作品だと思います。第2シーズンの撮影中に大杉さんが亡くなってしまった後、残された僕ら4人で立ち上がる、腰を上げるということが、どうしても重かったんですよ。でも、もし他の3名の方が出演されるのであれば、僕が断る理由はない。元祖バイプレイヤーズの4人全員そろうのであれば、ぜひやらせてくださいと言いました」

 光石さんに加え、田口トモロヲさん、松重豊さん、遠藤憲一さんら4人がそろい、再スタートを切った『バイプレイヤーズ』。ドラマ第3シーズンに加え、映画版も製作されることに。これまでの作品との違いは?

 「とにかく大勢の出演者が出てくることです。5、6人で細々とやっていたのが、今回は撮影所が舞台になって100人の俳優さんたちが出ているということが、ものすごく違いましたね。濱田岳君を筆頭に若い俳優さんたちもたくさん出演していますが、おじさん俳優もいっぱい出てきます。60歳前後のおじさんたちがゴソッと出てきて、みんなで顔を合わせるシーンもたくさんあって。それがすごく楽しかったですね。それぞれが持つ俳優の品位みたいなのが出て、みんないいんですよ。決して前に出ないというか、譲り合うというか。だけど、自分の持ち分はしっかりやるっていうね。やっぱり40年も50年もこの世界で生きてきた人たちだなと思いました」

みんなで創り上げた お祭のような映画

 ドラマ第1シーズンから続くこだわりについても教えてもらいました。

 「僕ら元祖バイプレイヤーズのシーンでは、これまでと変わらず同じ作り方で。みんなで台本を読み合わせして、待ち時間に練習して、ここはもうちょっとこうしようとアイデアを出し合って、監督に観ていただく。映画では松重さんとの九州弁での掛け合いを、台本よりも膨らませて話しましたねぇ。そのあたりは福岡の方にはぜひぜひ楽しんでもらいたいです」

 最後に読者の方にメッセージを。

「これは難しい映画でもなんでもなく、お祭みたいな映画です。『こんなところに、こんな大女優さんが』みたいシーンがたくさんあります。ぜひこのお祭を楽しんでいただきたいですね」


山﨑智子=文
text:Tomoko Yamasaki

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