今、高齢者の視点から描かれたエッセイ型の書籍が続々と出版され注目を浴びています。
リアルに余生を生きている先輩たちの過ごし方や在り方には、きっとこれからの人生をより豊かにするためのヒントがあるはずです。
102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方
著/石井哲代、中国新聞社
1,540円(文藝春秋)
100歳を超えても畑仕事をしながら一人暮らしを続ける元気な姿が中国新聞やテレビで紹介されて話題に。よく寝てよく食べよくしゃべる。自分らしくご機嫌に老いるためのヒントが満載。
80歳、何かあきらめ、何もあきらめない
著/萩本欽一
1,540円(主婦と生活社)
80歳をこれから迎える人たちへ、すでに80歳を迎えた人たちへの「80歳の応援本」。老後のお金問題、伴侶や友人との別れ、老いてからの子どもや自分の身体とのつき合い方、などなどの悩み・不安も欽ちゃんが、笑って解決!
捨てない生きかた
著/五木寛之
1,000円(マガジンハウス新書)
捨てなくていい。何年も着ていない服、古い靴や鞄、本、小物…愛着ある「ガラクタ」は人生の宝物である。“捨てる身軽さ”よりも“捨てない豊かさ”を。流行りの断捨離とは正反対の、コロナ以後の新時代を、後半生を、豊かに生きる逆転の発想。
九十八歳。戦いやまず日は暮れず
著/佐藤愛子
1,320円(小学館)
2017年ベストセラーになった「九十歳。何がめでたい」の続編。タイトルは1969年に発売され直木賞受賞作となった「戦いすんで日が暮れて」の本歌取り。97年を生きて来た人生の実感を綴った、抱腹絶倒のエッセイ全21編。
老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます
著/樋口恵子
1,650円(主婦の友社)
老いのトップランナー・91歳の評論家樋口恵子さん。超高齢期に多少ボケても、自分の美点や尊厳を失わずに生き続けたいと願う人へ。ボケ過ぎない秘訣、暮らしグラビアや痛快エッセイも多数掲載。豪華対談も必見。
死ぬまで、働く。
著/池田 きぬ
1,430円(すばる舎)
戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳でケアマネジャー試験に合格。97歳の今も現役で働き続ける。「高齢になっても働く」ことを前向きにとらえる仕事観から、これまでの人生、日常生活、上手に生きる知恵まで、心温まる写真とともに紹介。
87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし
著/多良美智子
1,430円(すばる舎)
できないことが増えるのは仕方ない。できることを大いに頑張り、楽しもう─。そんな前向きな姿勢が、孫の撮るYouTube「Earthおばあちゃんねる」で大反響。「今が一番幸せ」な、希望に満ちた「ひとり老後」指南。
あちこちガタが来てるけど心は元気! 80代で見つけた生きる幸せ
著/G3sewing (じーさんソーイング)
1,540円(KADOKAWA)
年金3万円、数々の病に見舞われて1日のほとんどをベッドで過ごす日々がミシンと出会って激変!後期高齢者の男性の、老後を明るく前向きに、有意義に生きるためのコツを綴るエッセイ。
※価格は税込み(本体価格+税10%)表示です