旬で勢いのある落語家が勢ぞろい
まずは、公演を企画した林家たい平さんが「新しいもの、ドキドキするもの、博多・天神落語まつりでしか見ることができないもの」を意識したと熱い思いを語ります。
そして、自分だけのフィルターではなく、円楽さんへ思いをはせながら顔付けをすることで「最高のプログラムを組むことができたと思います」と自信をのぞかせました。
一流の噺家5人が集まると・・・
登壇者による挨拶が続きます。
桂文珍さんは、東西の落語家がそろうこのイベントを、タイムリーな話題にたとえながら笑いを誘い、あっという間に「文珍ワールド」に引き込みます。
隣に座る瀧川鯉昇さんとの掛け合いで会見は一気に和やか雰囲気に。
続く瀧川鯉昇さん。
独特の間をもって、とても楽しみにしていることを「回を追うごとに若返る」と表現。
そして、
「骨をうずめるつもりで頑張ります。ただ、そういう約束をしている土地が他にもありますので、分骨ということで」
と文珍さんが作った笑いの流れを止めません。
他ではないほどに東西の噺家が集まる、博多・天神落語まつり。
出演者同士も「めったに会えない人に会える貴重な機会」としながら、柳家三三さんは、過去の珍事をポロリ。
この中では最年少の桂宮治さん。
他の地域でも「博多・天神落語まつり」のことを聞かれることがあるそうで、「このイベントが、博多・天神だけではなく日本を代表するような祭りになれば」と話しつつも、今回の企画者である林家たい平さんを巻き込み、笑いをとるのを忘れません。
一流の噺家が5人も集まると、記者発表も笑いにあふれ舞台を見ているようなひとときになりました。
登壇者の皆さんも楽しそうです。
演者で選んだり、4日間24公演の全てに付けられているテーマで選んだり、楽しみ方もいろいろ。
上級者はもちろん、落語初心者も楽しめる博多・天神落語まつりです。
第十八回 三遊亭円楽名誉プロデュース 博多・天神落語まつり 概要
【日程】 4日間24公演
11月1日(金) 5公演
11月2日(土) 7公演 (内、1北九州公演)
11月3日(日・祝) 7公演 (内、1鹿児島公演)
11月4日(月・振休) 5公演
【会場】
・福岡地区=FFGホール、西鉄ホール、JR九州ホール
・北九州地区=J:COM北九州芸術劇場大ホール
・鹿児島地区=川商ホール第2(鹿児島市民文化ホール)
【入場料金】※8月3日(土)より発売開始全席指定
前売6,000円 / 当日6,500円
【問い合わせ】
キョードー西日本
電話0570-09-2424 ※11:00~15:00(日・祝日休み)
https://www.kyodo-west.co.jp/