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特集 ぐらんざセレクション始まります

特集 ぐらんざセレクション始まります


編集部で話題になった素敵な「モノ」を紹介します

 いろいろなところに取材に行っていると素敵なモノに出会います。

 身近にあるのに「良さ」に気づかれていないモノや地元の人にとっては当たり前すぎてその場所以外では流通していないモノ、もともと製造量(数)が少ないモノ、気遣いのお手本にしたい人の手土産で活躍しているモノ。

 取材先で会話をしている時のふとした瞬間や、時間が空いて何気なく立ち寄ったお店で見つけたり、雑談中やこぼれ話の中に潜んでいたり。誰かに話したくなるようなモノとの出会いは、偶然の重なりの中にあることが多いようです。

 紹介したいと思い続けていながらもなかなかその機会がなかった「モノ」たちを紹介する「ぐらんざセレクション」が始まります。

100年以上続く軌跡には、「お茶」の奥深さと頑固な職人が探求し続けた長い物語がありました

 飲み物としてはもちろん、スイーツの素材としても今では世界的に人気の「お茶」。海外からの観光客がお茶やその味の土産物を大量に買う姿を見ることも少なくありません。今年は、八女茶発祥600年。歴史に詳しくない編集部はピンときませんでしたが、当時の日本は室町時代。足利義量が第5代将軍に就任した年だそうです。これほどの長い歴史の中で八女茶は作り続けられてきました。そんな国内でも有数の茶どころ八女に「牛島製茶」があります。その四代目・牛島啓太さんが創業100周年を記念して手掛けたのが、初代・二代・三代の名前がついた飲み比べセット。それぞれの時代で行っていた製法で味わいの違いを再現しています。

 大正10年、もともとはお茶の栽培の指導者だった初代 定次郎さん。自分のお茶をより多くの人に飲んでほしいという思いから茶園を開きました。そんな「初代 定次郎」は、釜炒り製法でさっぱりとした味わいです。そして「二代目 英次」は、苦みと渋みと甘みのバランスの良さを感じる普通蒸し製法。これが当時の八女茶の主流な製法となりました。「三代目敏博」は、今ではよく目にするようになった深蒸し製法。静岡から持ち帰り、八女でいち早く導入したこの製法は渋みが少なくまろやかな口あたりです。時代時代によって変わり続けた作り方は、それぞれが先代の作り方を深く理解した上で、新しいものを取り入れていった牛島製茶の変遷です。ちなみに店名に○○苑や園、○○本舗と名のついたお茶屋さんを見たことがありませんか? これはお茶を仕入れて販売する小売り専門のお店をさすことが多いそうです。そして牛島製茶は、「製茶」。それは、創業当時からお茶の栽培、製造を行う作り手だからです。

 生産から小売りまで行っていることの強みは、圧倒的な鮮度と質の良いものが安く提供できること、そして変化に素早く対応できることです。初代、二代目、三代目と製法を変えることができたのもその基盤があったからこそ。ただ変化を起こすことは、簡単ではありません。より良いものを提供したいという強い思いが交錯し、二代目は初代と、三代目は二代目と、それぞれが最高と思うものを携えてバチバチに競い合い変えていったそうです。

 先代を超えていこうとする信念とフットワークの軽さで新しいものを作り上げてきた牛島製茶。その四代目が届ける初代、二代目、三代目。それぞれが最高を求め続けた彼らからもたらされる、至福の一服。目を閉じて味わうとその時代ごとの八女の緑鮮やかな茶畑が浮かんできます。この原風景を残していくこと、お茶という大切な日本文化を広め、継承していくために作られたこの三代飲み比べセットが「四代目 啓太」の作品です。

四代目の牛島啓太さん

「和菓子のおいしいところなんてたくさんあるでしょ?」そんな心のつぶやきが聞こえてきそうですが、職人が絶賛した餡子に興味はありませんか?

 年末が近づくにつれて、手土産を持参する機会も増えてきます。わざわざ福岡で買って県外まで持って行ったのに、行き先のすぐそばで売られていて残念な気持ちになったことはありませんか? そんなことが無いのが100周年を迎え八女で愛され続ける隆勝堂のお菓子です。

 和食文化を代表する食材の1つである餡子(あんこ)。ここ最近ではさまざまな角度から注目され見直されていますが、もっともっとそのおいしさと良さを広げたいという溢れる餡子愛から作り出された一品。昨年、期間限定で販売されて大人気だった「お手づくり合わせ最中」が、今年は八女茶発祥600年に合わせてお茶餡で復活します。

 個包装された最中種(皮)の袋を開けると何とも香ばしいお米の香りが。続いて中に入れる餡の包みをくるくると開けてみると、お茶なのに黒っぽい。八女茶の粉末は、餡子を作る工程の中で餡子の黒色に染まるそうです。だからこの色は不要なものが入っていない証し。食べる時に作る最中なので軽い歯ごたえを感じるパリパリ食感と餡子のやわらかさのコントラストが口の中でも楽しいです。この餡子、数多くの餡子を食べている業界のベテラン職人が絶賛したほどのおいしさ。口に広がるしつこくない甘さとお茶の風味が何とも絶妙で、職人が驚いたというのも納得です。11月中旬から12月まで期間限定販売。県内の各店舗での取り扱いもありますが、店頭欠品していることもあります。送料はかかってしまいますが、確実に手に入れるためには「ぐらんざセレクション」です。
(※注文受付は最長で12月19日(火)ですが、限定商品のため予定数量を越えた場合は完売の可能性があります。早めの注文がおすすめです)

 この時期しか手に入らないものを我慢して後悔するくらいなら、「ダイエットは来年の目標でいいじゃない!」と自分を甘やかす決意を固めた編集部です。

ぐらんざセレクションお取り寄せガイド

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