大分県佐伯市蒲江 波当津海岸
岡田信義=写真
photo:Nobuyoshi Okada
■岡田セミナー塾長
中国の黄山をイメージして撮った一枚は、白い砂浜に黒い砂鉄が流れている光景です。一回一回の波の動きによって様々な造形が生まれます。砂鉄が引っかかっているワカメなど手で調整することのできない自然のままの状態です。
藤山凡忠=俳句
haiku:Bonchu Fujiyama
■福岡蕗会員 蕗の里会員
夏の引き潮の砂浜に出来る色々な砂鉄の模様の一部。二度と同じ模様は無い砂鉄の流れを山の稜線に、頂上の海藻の「あおさ」を松林に、中国黄山を感じて作句しました。
■渡し船で、島めぐり。〜島で出会う生きものたち〜
屋形島(やかたじま)
大分県佐伯市の蒲江港より定期船で約10分。島民14人程の小さな離島の特産は、虹のように鮮やかな色を特徴とする緋扇貝(ひおうぎがい)。南日本にしか生息していない貴重な食用貝で、ホタテのように太くて大きな貝柱は甘くて濃厚。家庭用、贈呈用として出荷されている。
深島(ふかしま)
屋形島からさらに定期船で海を渡ること約30分。島全域が日豊海岸国定公園に指定されている深島は、別名「猫の島」とも呼ばれ、島民約20人と約100匹の猫が暮らしている。磯釣りのポイントとしても有名で、澄んだ海には色とりどりのサンゴや熱帯魚も見ることができる。