阿蘇に広がる雄大な草原やのどかな田園空間。それは、人と自然との長い営みの中で創り上げられたもの。
道の駅阿蘇では、大草原の中を駆け巡る「牧野ガイドツアー」やサイクリングイベントなどを開催している他、阿蘇の大地で育まれた特産品の販売やおすすめスポットの紹介など、さまざまな取り組みを行っています。
さあ、みなさんも阿蘇でゆっくり、のんびり楽しみませんか。
阿蘇の草原の魅力を感じ、その営みを知る 牧野(ぼくや)ガイドツアー
多くの人々を魅了する阿蘇の草原。普段は許可なく立入りことができない場所がほとんどですが、牧野ガイドツアーに参加すると専門ガイドと一緒に草原を満喫できます。
見渡す限りの草原と阿蘇カルデラの絶景が広がる。
経験豊富なガイドが、阿蘇の自然の成り立ちや仕組みについて紹介します。
自分の身体を遊び道具に五感を研ぎ澄まして阿蘇の自然や文化に触れながらアクティビティーを楽もう!
のんびり寝転がってもOK♪
草原は季節に応じて風景や出会える動植物が変わるので、シーズンごとに新しい発見が期待できる。
草原ライドでは、MTB(マウンテンバイク)を使って草原を駆け抜けよう!
各種コースがあり、初心者から上級者まで満足間違いなし。
MTBやe-bike(電動アシスト付き自転車)のレンタルも可能。
ツアー途中では、草原にテントを張ってコーヒーやランチも
楽しむこともできます。
「牧野(ぼくや)ガイドツアー」
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
熊本県阿蘇市黒川1440-1
☎0967-35-5088
https://www.aso-denku.jp/bokuyaguide/
とことん満喫!阿蘇サイクリング
阿蘇は、目にも鮮やかな草原地帯を駆け上がるミルクロード、阿蘇登山道などの上級者向けコースや温泉街、商店街をのんびりめぐる街のリコースなど、様々なスタイルでサイクリングを楽しめる場所です。
みなさんも自転車で阿蘇を満喫しませんか?
道の駅阿蘇に事前に申し込むと以下のサービスが利用できます。
・専用無料駐車場の利用
・道の駅阿蘇オリジナルソフトクリームの割引
・阿蘇坊中温泉「夢の湯」の割引
・サイクリスト専用更衣室の利用
ファミリーで温泉街や商店街をサイクリング。
高低差も少ないので走りやすい。
気になるお店に立ち寄るのも楽しみの一つ。
カフェやレストランも多いので、サイクリングの途中にランチタイム。
街乗りおすすめコース
・内牧温泉街
・阿蘇神社界隈
(https://www.aso-denku.jp/cycling/townride)
グループで1日かけて阿蘇ライドを楽しめます。
おすすめコース
・阿蘇山上コース
・大観峰周辺コース
・箱石峠コース
・サイクルアドバイザー・コルナゴ部長おすすめコース
道の駅阿蘇サイクルアドバイザーの「コルナゴ部長」こと中尾公一さんが企画する「阿蘇満喫ライド」も随時開催中です。
イベントの告知は道の駅阿蘇HPで行っています。
(https://www.aso-denku.jp/)
おすすめスポット 豊後街道二重峠石畳~内牧温泉街
雄大な阿蘇のビューポイントと聞かれてパッと思い浮かぶのは、中岳火口や草千里、大観峰など。しかし、世界最大級のカルデラに囲まれた阿蘇の絶景スポットはそれだけではありません。地域のみなさんがおすすめの、地元だからこそ知っている場所を紹介します。
「二重峠の石畳」(ふたえのとうげのいしだたみ)
ミルクロード(県道339号)沿いにある石畳の道。阿蘇谷を一望できるほどの絶景が広がります。
ミルクロードから阿蘇谷(阿蘇市側)へと続くこの石畳は、加藤清正が築いた肥後と豊後を結ぶ豊後街道の一部で、江戸時代には細川藩の参勤交代にも使用されていました。
「私も時々散歩しますが、つづら折りの道でパッと視界が開いて阿蘇五岳の姿が見える瞬間は、本当に清々しい気持ちになれますよ」と地元の人。
敷き詰められた石畳は1.6kmにも及び、途中には当時作業に従事した人が文字を掘った石や、湧き水の場所なども残っています。
二重峠の石畳についての詳しい情報は「絶景&歴史スポットめぐり~二重峠の石畳~」(https://www.aso-denku.jp/blog/2020/07/19334/)
「田子山」(たごやま・たんごやま)
阿蘇市にある内牧温泉街の外辺にある小高い山。
頂上からは温泉街を一望できます。
頂上には昨年完成したステキな展望台が。
その名も「そらふねの桟橋」。阿蘇五岳に向けて突き出ている展望台から、絶景を独り占めしよう!
田子山についての詳しい情報は「田子山に登って風を感じよう」(https://www.aso-denku.jp/blog/2020/10/hikking/)
「内牧温泉街」(うちのまきおんせんがい)
たくさんの温泉入浴施設と旅館、ホテルが並ぶ内牧
温泉街。食事や入浴でゆっくりとした時間を満喫できます。
春には咲き誇る桜の並木道が姿を現しますが、特に夏目漱石も立ち寄った明行寺の枝垂れ桜は一見の価値あり。
阿蘇市の桜情報は「阿蘇桜マップ2021」(https://www.aso-denku.jp/sakuramap2021/)
春の花スポット
阿蘇では桜の他、山上に咲くミヤマキリシマなどさまざまな花を楽しむことができます。ここではおすすめの花スポットを紹介します。
「仙酔峡」(せんすいきょう)
阿蘇五岳の中腹位置する仙酔峡はミヤマキリシマの名所であり、“その花の美しさに仙人も酔う”と名付けられた名勝です。阿蘇山が噴火による溶岩流によってつくり出された壮大な景色のなかに、5万株もの花々が彩を与える様は訪れる人々の心をとらえて離しません。
「烏帽子岳」(えぼしだけ)
阿蘇五岳の一つ、最も南側に位置するのが烏帽子岳。五岳のなかでも比較的登山が容易な山です。各所に咲くミヤマキリシマを眺めながらのハイキングはリフレッシュに最適です。
「高岳」(たかだけ)
阿蘇五岳のうち最も標高が高く、多くの登山客に親しまれている山です。
阿蘇山の花前線の終着点として、例年5月下旬にミヤマキリシマが見頃を迎えます。
「長寿ヶ丘公苑」(ちょうじゅがおかこうえん)
阿蘇市狩尾地区から北外輪山の端辺原野にでる農道の途中に位置するこの公園は、地元老人会を中心にツツジや桜が植樹されたこともあり、「健康と長寿」を祈願し「長寿ヶ丘公苑」と名付けられています。
毎年5月上旬には一面に咲き誇るツツジが楽しめます。
「四ツ江川」(よつえがわ)
阿蘇市狩尾地区にある四ツ江川川岸ではシバザクラが楽しめます。桜と違って濃いピンク色の花が折り重なって広がる景色はまるで花の絨毯。400mの散策路は花を眺めている間、知らず知らずに端から端まで歩ききってしまいます。
道の駅阿蘇
正面に雄大な阿蘇五岳を望むことのできる道の駅。阿蘇駅に隣接し、国道57号や阿蘇山への登山ルート等交通の結節点に位置しており、阿蘇観光の拠点としても利用されています。
季節の野菜や果物をはじめ、精肉や乳製品、スイーツ、手作りのお弁当など阿蘇の特産品が豊富にそろっています。
たくさん並ぶ商品の中で特に人気が高いのは、市内食事処やパン屋などが作る弁当、総菜、パン、スイーツ類。館内にある48畳の休憩室で食べることができます。
登山やサイクリングの昼食としてテイクアウトするのもおすすめです。
国内外のコンクールで高い評価を得た商品がならぶ「阿蘇プレミアムコーナー」
阿蘇の逸品をぜひ!
館内には観光案内窓口があり、観光、交通、地域情報などを専門スタッフが多言語で案内しています。
「道の駅阿蘇ネットショップ」では、阿蘇の特産品を手軽に購入することができます。おうちじかんを「阿蘇グルメ」で楽しんでみてはいかがでしょうか?
人気の特産品を詰め合わせたギフトセットも各種取り扱っています。
阿蘇をもっと身近に…「道の駅阿蘇ネットショップ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/mitinoekiaso/)
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
熊本県阿蘇市黒川1440-1
TEL:0967-35-5088
https://www.aso-denku.jp/