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特集 知れば食べたくなる! 個性派ローカルグルメ福岡編

特集 知れば食べたくなる! 個性派ローカルグルメ福岡編


北九州地方 行橋市「味噌だれおでん」

味噌だれおでん「三徳らーめん」
よく煮込んだあっさりおでんと生姜のきいた味噌だれがベストマッチ

戦後満州から引き揚げてきた、名古屋出身のラーメン店の店主が考案したと言われている味噌だれおでん。豚骨ラーメンのスープでおでん種を煮込み、八丁味噌をベースとした甘めの味噌だれをかけたもので、今ではコンビニのおでん(冬季のみ)にも味噌だれが付いてくるほど地元に根付いています。行橋ではラーメンのお供は“おでん”がおなじみで、「三徳らーめん」などでは一年中味噌だれおでんをいただくことができます。

筑豊地方 直方市「焼きスパ」

焼スパ「しんにゅう駅前食堂」
直方市民のソウルフード焼きそば風ナポリタン

「焼きスパ」の定義は、①パスタ麺を使用すること。②キャベツ、タマネギ、豚肉を入れること。③トマトケチャップをベースとしたソースを使うこと。④麺や具材は焼くこと。1980~90年代にある喫茶店で提供されていた人気メニューが、2010年頃から直方のB級グルメとして復活。今では市内およそ30の飲食店のメニューに並び、個性豊かな焼きスパの食べ比べも楽しめます。

筑豊地方 田川市「田川ホルモン鍋」

ホルモン鍋「田川ホルモン喰楽歩」
老若男女から愛される最強スタミナ飯(※写真はイメージ)

田川市を中心に炭鉱マンに食べられていた貴重なタンパク源・ホルモン鍋。もつ鍋とは異なり、スープを使わずタレで下味をつけたホルモンとキャベツ、ニラなどの野菜を、真ん中がくぼんだ独特の形状の鉄板で炒め煮。素材のうまみとタレが調和した濃厚な味わいが特徴です。市内の焼肉店ではお馴染みのメニューで、テイクアウト商品を取り扱う精肉店も。ふるさと納税など、お取り寄せで楽しむこともできます。

福岡地方 宗像市「鶏すき」

鶏すき「道の駅むなかた」
宗像のすき焼きといえば“鶏” モツも一緒に入れるのが定番(※写真はイメージ)

三方を山に囲まれ北に玄界灘を望む自然豊かな宗像市。昔から養鶏が盛んで、お祝い事や来客の際には鶏を数羽しめてすき焼きにしていたそうです。砂糖と一緒に鶏肉とモツ(内臓)を焼き、醤油で味を整えて、白菜、長ネギ、ゴボウなど季節の野菜を入れるのが昔ながらの作り方。市内一部飲食店でいただけるほか、ふるさと納税や道の駅むなかたの通販サイトよりお取り寄せも可能です。

福岡地方 大野城市「鶏ぼっかけ」

鶏ぼっかけ
大野城こころのふるさと館「ここふるショップ」
市内小学校では給食に登場 子どもたちにも大人気

文化庁の「100年フード」に認定されている郷土料理で、主に酒宴のシメとして振る舞われていたそう。鶏ガラだしで鶏肉を煮たものに地元の甘めの醤油で味をつけ、それをご飯に「ぶっかけ」ることから「ぼっかけ」と呼ばれています。市内一部飲食店では、各店が工夫を凝らした鶏ぼっかけを提供。レトルトのテイクアウト商品は、大野城心のふるさと館「ここふるショップ」で購入できます。

筑後地方 朝倉市「馬ホルモン」

馬ホルモン「元祖 白橋」※テイクアウトのみ
お酒も白飯もすすむ! 甘木の隠れたB級グルメ(※写真はイメージ)

朝倉、中でも甘木エリアに馬食文化が根付いている理由には諸説ありますが、隣接する大刀洗町に軍施設や物流の拠点があったため荷役などの労働力として、また農業地域であるため農耕の労働力として、馬が多く取引されていたからと言われています。市内には馬肉を扱う精肉店も多く、一部飲食店には馬肉や馬ホルモンを用いたさまざまなメニューが並びます。

筑後地方 大牟田市「イカタル弁当」

イカ弁当「マイショップ」
濃厚さがクセになるイカ&タルタルの黄金コンビ

ご飯の上に敷いた海苔に、たっぷりの自家製タルタルソースとイカゲソの唐揚げをのせた大牟田ならではのお弁当。もともとは、惜しまれつつ閉店した弁当店「マイキッチン」の人気メニューで、地元では子どもから大人まで誰もが知っている大牟田のソウルフードです。現在は市内複数の弁当店で購入することができます。見た目はこってりボリューミーですが、口に運ぶとご飯との相性もバッチリで箸が止まりません。

発行元:株式会社西日本新聞社 ※西日本新聞社の企業情報はこちら