アスワン「COORDE Edition1」/ドレープ S1082、シアー S1018 写真提供:アスワン(株)
衣替えをするように お部屋も模様替え
草花が美しく色づき、街を歩いているだけでも心躍る春。明るい気持ちと暖かな陽気に誘われ、お部屋の模様替えをしたくなる方も多いのでは?
大がかりな模様替えは手間がかかりますが、布ものやインテリアのポイントとなるアイテムを活用すれば手軽に取り組めます。
中でも表面積が大きく目に留まりやすいカーテンは、お部屋のイメージチェンジに持ってこい。
さらに、お部屋のアクセントとなるような小物やインテリア雑貨を替えるのも効果的です。
居住空間を見直すことで 日々の暮らしにメリハリを
「家」はぐらんざ世代が最も多く時間を過ごす場所。長く住み慣れた環境がいちばん過ごしやすいと思いがちですが、ちょっとした模様替えで日々の暮らしがアップグレードすることも。
自然と笑顔になる、体も心も元気になる、そんな豊かな暮らしを叶えるために、まずは気軽な模様替えから始めてみませんか?
カーテンで気軽にイメチェン 居心地の良さに加えて 快適さも叶えます
アスワン「セ・ラ・ヴィ Edition7」/ドレープ E9009、シアーE9237
写真提供:アスワン(株)
お部屋をガラリと 模様替え カーテン選びのコツは?
春らしく、清々しく、自分らしく。そんな理想のお部屋に模様替えするためには、どんなことに注意すればよいのでしょう。カーテンには色柄も種類もたくさんあり迷ってしまいますが、カーテン選びのポイントをしっかり押さえておけば大丈夫。この春は、さらに自分好みで居心地の良いお部屋にイメージチェンジ!
機能的なカーテンを選んで 日々の“暮らしにくさ” を解決
カーテンはおしゃれな部屋にしてくれる以外にも、毎日のちょっとした“暮らしにくさ”を解決してくれる優れもの。リフォームほどコストも手間もかからないので、日々モヤモヤと悩んでいる人におすすめです。機能的なカーテンを選ぶことで、あなたのお悩みが解決できるかもしれません。
■POINT 色・柄選び
ぐらんざ世代に人気の 柄ものカーテン 春は重厚感より華やかさを
春のカーテン選びのポイントは、春らしい色や柄をチョイスすること。明るいパステルカラーのシンプルなものが定番で、淡いくすみカラーが最近のトレンドです。柄ものを選ぶなら、ベースの色が明るく、黄色や赤を使った華やかな雰囲気のものや、グリーン基調のナチュラル柄を選ぶと◎。その他のインテリアをなるべくシンプルに仕上げれば、お部屋全体が落ち着きます。
アスワン「AUTHENSE Edition10」/
ドレープ F1491、シアー F1506
写真提供:アスワン(株)
アスワン「セ・ラ・ヴィ Edition7」/
ドレープ E9118、シアー E9219
写真提供:アスワン(株)
■POINT ヒダ
2倍ヒダ、1.5倍ヒダ…“倍”ってどういう意味?
2倍や1.5倍の“倍”の意味は「仕上がり幅サイズの〇倍の生地を使用してカーテンを仕立てる」というもの。2倍ヒダは多くの生地を使用するのでドレープが深く豪華な仕上がりです。1.5倍ヒダは2倍ヒダに比べるとヒダ同士の間隔が少し広くなりドレープもなだらか。既製カーテンはほとんどが1.5倍ヒダです。フラット(ヒダなし)は通常大柄の生地で選ぶ仕様ですが、天然素材のカーテンやナチュラルライクな雰囲気を求める人にもぴったりです。
2倍ヒダ(2ツ山)
写真提供:アスワン(株)
1.5倍ヒダ(2ツ山)
写真提供:アスワン(株)
フラット(ヒダなし)
写真提供:アスワン(株)
■POINT 素材
お部屋に春を取り込む
春の心地よい風や光をお部屋に取り入れるなら、リネンやコットンなどの透け感のある生地がおすすめです。軽やかな印象の天然素材は、お部屋の心地よさも高めてくれます。
■POINT 種類
「ドレープ」と「レース」
カーテンにはドレープカーテン(厚地カーテン)とレースカーテンがあります。最近は無地のドレープカーテンを外側に、素敵な柄もののレースカーテンを部屋側に合わせるやり方も人気です。いろいろなカーテンの表情が楽しめます。
■POINT 機能性
タグのアイコンで機能をチェック
カーテンの機能は「遮光」「遮熱」「保温」「防炎」「ミラーレス」「花粉キャッチ」「UVカット」「抗ウイルス」「防汚」などさまざま。春は「花粉キャッチ」や「ミラーレス」がおすすめ。「ミラーレス」は遮蔽性が高く、レースカーテン一つでも室内のプライバシーを守ってくれます。夏に向けては、外から熱を遮り冷房効果を高める「遮熱」が省エネ効果も高く人気。「UVカット」は人間だけでなく、家具や床の日焼けまで防いでくれる優れものです。
※イメージ(メーカーにより表示が異なるものもあります)
■POINT メンテナンス
季節ごとの交換&クリーニングで 健康な暮らしを守る
カーテンなどの布製品は静電気で室内のホコリや汚れを吸収しやすいアイテム。きちんとクリーニングして片付け、新たに迎える季節に合わせた素材を選ぶことは、見た目の気分転換だけでなく健康的なお部屋作りにもつながります。
■POINT 布カーテン以外の選択肢
その他の窓まわりアイテムにも注目! 見た目だけでなく使い勝手でも人気
布のカーテン以外にも、ロールスクリーン、ブラインド、シェードなど、調光や開閉をコード、チェーン、操作棒などで行う「メカモノ」と呼ばれる窓まわりアイテムがあります。デザインや種類が豊富で細やかな調光が得意です。インテリアに合わせて木製のブラインドや和風素材のプリーツスクリーンをコーディネートしたり、使い勝手のよい電動で開閉できるタイプを選んだりと楽しみが広がります。
電動ローマンシェード「リベルタライト」/プレーンスタイル
写真提供:トーソー
左:ロールスクリーン「ソフィー」/標準タイプ
右:プリーツスクリーン「もなみ」/ツインスタイル
写真提供:ニチベイ
インテリア雑貨を替えて お部屋をもっと自分らしく
■クッション
クッションカバーで手軽にイメチェン
お部屋の雰囲気を手っ取り早く変えたいなら、クッションカバーの交換がおすすめ。お店によってはカバーだけなら1000円以下のものも。季節やトレンドに合わせて商品も入れ替わるので、気軽に流行を取り入れることができます。
■ラグマット
季節に合わせて素材を替えれば 居心地もさらに快適に
ラグマットはカーテンと同じく部屋全体に占める面積が広いため、効果的に部屋の印象を変えることができます。春は毛足の短い肌触りの軽い素材、夏はイグサなどの天然素材、秋冬は毛足の長いフワフワのものを選ぶなど、色や模様だけではなく素材感にこだわると居心地も格段にアップします。
■観葉植物
土なし?水なし? ライフスタイルに合ったものを
1つあるだけで空間が潤う観葉植物。しかしお手入れを怠ると一気に空間の格が下がります。購入時には自分に適した栽培法のものを選びましょう。部屋に土を入れたくない人は、エアプランツやハイドロカルチャーといった、土を使わない観葉植物という選択肢もあり。
■アート
選ぶ基準は“とにかく自分が好きなモノ” 毎日目にして気分が上がるものを
お気に入りの布地や旅先で染めた手ぬぐいなど好きな柄のファブリック(布)も、額装したりパネル化して飾れば立派なアートに。美術館などで購入したポストカードやポスターもフレーム次第で雰囲気が変わります。好きな雰囲気の雑誌やおしゃれなショップのインテリアを参考にするとイメージが膨らみます。