<右上:エミール・ギレリス氏のサイン 1972年>
<下:ヴィルヘルム・ケンプ氏のサイン 1967年11月20日>
福岡市民会館で1963年の開館時から1981年頃まで使用されたハンブルグ・スタインウェイ社製のピアノが福岡市に眠っています。
そのピアノには、ピアニストのケンプ、アラウ、ルービンシュタイン、エッシェンバッハなど福岡を訪れ演奏した世界的なピアニストや歌手など38人の直筆サインが記されています。
1つのピアノにこんなにも多くの音楽家のサインをみることは珍しく、福岡の音楽史を振り返る意味でも貴重な音楽遺産、レガシーと言える存在です。ピアノは福岡サンパレスに移され、保管されていますが、現在は劣化や破損のため使用ができない状態となっています。
このレガシーピアノを再び、市民の前で演奏ができる姿に戻したい。そんな思いで、「レガシーピアノ保存プロジェクト」は始まりました。
修復と活用に必要な総事業費は約1800万円。そのうちの1000万円を目標としてクラウドファンディングで寄付を募っています。寄付金は3000円から。
皆さんの手で、福岡の音楽文化を支えてきたレガシーピアノを復活させませんか。
【クラウドファンディング詳細】
・募集期間:~2022年10月31日(月)
・目標金額:1000万円
・コース:3000円のソナチネコースから全力応援コースまで
・リターン:2023年10月に開催予定のピアノ修復完成お披露目コンサートへ招待、ピアノ1日フリー演奏権利(調律付き)など
・プロジェクトページ:
https://greenfunding.jp/linkstart/projects/6295
寄付は上記プロジェクトページから行ってください。
レガシーピアノ保存プロジェクト実行委員会事務局(西日本新聞イベントサービス内)
TEL.092-711-5491 FAX.092-731-5210
E-mail: legacy-piano@nishinippon-event.co.jp