その原点は、今はなき福ビルにあった「ロイヤル 福岡ビル店」

1962年開業当時の「ロイヤル 福岡ビル店」。
ロイヤル中洲本店の流れを継承し、1962年4月に開業した洋食の専門店「ロイヤル 福岡ビル店」。
ずいぶん背伸びしないといけない憧れのレストランだったロイヤル中洲本店に対し、もっと気軽に洋食を楽しんでほしいとオープンした「ロイヤル 福岡ビル店」は、ビジネスマンやカップルはもちろん、紳士淑女の憩いの場でもあり、記念日をお祝いするファミリーのスペシャルなレストランでもありました。
その後1983年に「コンチネンタルロイヤル」に業態変更、1997年には福岡大丸に移店し、時代やマーケットに合わせて形を変えてきました。
福ビル跡地に開業する「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープン

スタンドコーナー付近 ※写真はイメージ
2024年惜しまれつつ閉店した「コンチネンタルカフェロイヤル」。
開業当初の店舗があった福ビル跡地に建つ「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン フクオカ ビルディング)」に、その後継店として「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh」がオープンします。
店内はテラス席を含め96席あり、店内に入るとまずはスタンドコーナーがお出迎え。
アルコールと軽食を気軽に楽しめるバーカウンターになっていて、初めての人でも、男性でも女性でも、世代を問わずに気軽に立ち寄ることができる雰囲気です。
落ち着いたインテリアのメインダイニングでは、「コンチネンタルロイヤル」の壁に掛かっていた絵画や大切に使われてきた食器を使用するなど、往年のロイヤルファンにとっては懐かしさを感じるうれしい計らいも。
新しいけど懐かしい、ホッとするけどワクワクする、そんな空間が広がっています。
「ビストロバル」スタイルで新たな“食”を発信

※写真はイメージ
“出会いと融合”というキーワードのもと、「楽しく飲んで食べられる!レストラン」をテーマにしたレストランは、おいしいフレンチとお酒を気軽に楽しめる「ビストロバル」スタイル。
ランチタイムはハンバーグやカニクリームコロッケなどロイヤルの人気メニューを盛り合わせたワンプレートランチや、カレーランチ、サラダランチ、パスタランチなどのセットメニューがずらり。
ディナータイムはプリフィクスコースはもちろん、アルコールと共に気軽に楽しめるようアラカルトメニューが豊富に揃います。
ロイヤルの伝統的な洋食と、福岡のフレンチ界を牽引する福山剛氏が生み出す独創的なフレンチが織りなす新たな食スタイルで、いつもの日常にほんの少しの特別感と豊かさを提案してくれます。
福山剛氏とは?

高校時代からフランス料理の道に進み、福岡「イル・ド・フランス」、「マーキュリーカフェ」で修業。2002年西中州に自身の店「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」をオープン。
2016年に「アジアのベストレストラン」に初めてランクインし、その後も複数回ランクインを重ね、ミシュランガイド福岡2019では一つ星も獲得しました。
2022年10月、移転のため閉店し同年12月、キャナルシティ福岡にほど近い「010ビル」の1階に「GohGan」、3階に「Goh」をオープン。
また、平成筑豊電鉄「ことこと列車」料理監修、西部ガスクッキングクラブの講師としても活動。著書「Gohのおつまみフレンチ」を出版し、メディアや雑誌にも多数掲載され、活躍の場はますます広がっています。
アジアのベストレストラン50では、2016年31位、2018年48位、2019年24位、2020年40位、2021年30位、2022年36位、2024年45位、2025年36位と選出され、中国・四国・九州地方では唯一のランクインだそうです。
ビストロバルで提供されるメニューをほんの一部紹介!
■黒×黒ハンバーグのメンチカツボール ヨーグルトソース添え

黒×黒ハンバーグのメンチカツボール ヨーグルトソース添え 600円 ※写真はイメージ
ロイヤルホストでお馴染みの黒×黒ハンバーグを食べやすいサイズに整えて、なんとメンチカツ仕立てに。
サクサクの衣に包まれた肉肉しいハンバーグは、噛むとジュワッと肉汁の旨みが口の中に広がります。
コロコロかわいいメンチカツボールはみんなでシェアするのにもぴったりですが、別添えのヨーグルトソースで味変を楽しさを知ったら、つい独り占めしたくなる一品です。
■本マグロとビーツのカルパッチョ

本マグロとビーツのカルパッチョ 1,300円 ※写真はイメージ
赤い素材を組み合わせた、目にも鮮やかなカルパッチョ。風味と食感の異なる2種類のビーツが、本マグロの旨みを一層引き立てます。
ヘルシーフードとしても話題のビーツ。華やかな見ためと共に、女性のハートをわしづかみしそうな注目のメニューです。
■とうもろこしのブランマンジェとコンソメのジュレ

とうもろこしのブランマンジェとコンソメのジュレ 500円 ※写真はイメージ
クリーミーなとうもろこしのブランマンジェの上に琥珀色のコンソメジュレを入れたデザートのような前菜。
コンソメの旨みととうもろこしの素材そのものの甘みが見事に調和して、お口の中を幸せで満たします。
■紅ずわい蟹のクリームコロッケ ビスクソース

紅ずわい蟹のクリームコロッケ ビスクソース 1,300円 ※写真はイメージ
コンチネンタルロイヤルのメニューの中でも人気の高かった、蟹のクリームコロッケを今回大胆にリニューアル。
福山氏のアドバイスでトマトソースをビスクソースに変更し、より贅沢な一品が誕生しました。
濃厚な旨みを凝縮したビスクソースが、サクッとした衣から溢れるなめらかなクリームの蟹の旨みを最大限に引き出します。
■和牛ヒレ肉のグリル赤ワインとキノコのソース

和牛ヒレ肉のグリル赤ワインとキノコのソース 3,600円 ※写真はイメージ
こちらもコンチネンタルロイヤルで人気の高い、和牛ヒレ肉使った新メニュー。
ミディアムレアに丁寧に焼き上げた黒毛和牛のヒレステーキと、キノコの風味が豊かなコンチネンタルロイヤル伝統のシャスールソースの相性は抜群です。
■ケールとキウイのサラダ ヨーグルトソース

ケールとキウイのサラダ ヨーグルトソース 1,200円 ※写真はイメージ
ヘルシー食材のケールに添えたのは、フレッシュなキウイフルーツと、ムースのようになめらかな泡状の食感が楽しめるエスプーマ仕立てのヨーグルトソース。
グリーンの食材を合わせた見た目も爽やかなサラダは、白ワインやスパークリングワインにピッタリの一品です。
オープンは2025年4月24日(木)!
伝統的な「ロイヤル」の洋食を元に、フレンチシェフ・福山剛氏の独創的なエッセンスを取り入れた料理で迎えてくれる「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh」。
新たな挑戦に期待が高まります。
「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh」店舗概要

※写真はイメージ
■正式名称:「THE CONTINENTAL ROYAL & Goh」(ザ コンチネンタル ロイヤル アンド ゴー)
■オープン日:2025年4月24日(木)
■営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00) ※営業時間は変更になる可能性あり
■定休日:なし(所属施設に準ずる)
■住所:福岡市中央区天神1-11-1 1階
■電話番号:080-3485-2354
※本記事内の価格は全て税込み表記です