支出はなるべく可処分所得の8割以内に抑えたいですね。「家計」のバケツに、穴が開いていたらNGです。しっかりと穴を塞ぎましょう。
家計管理要点2 預貯金+投資の実践を 海外、国際分散投資も
でも、インフレになれば、無駄な支出を削るにも限界がありますよね。
そうですね。家計管理のコツは、先取り貯蓄をすることです。超低金利下ですから、預貯金だけではお金が増えません。ですから、インフレに負けない資産づくりには、貯蓄+投資の二本柱が必要です。(下図)
■白浜FPのアドバイス2
●投資を実践する
預貯金は「貯める」ことが主な目的です。株式や債券のように「増やす」ことは期待できません。インフレに備えるためには、預貯金だけでなく、投資にも視野を広げ、増やすことを意識することが必要です。
● 海外資産を保有する
円安による輸入品価格の上昇が引き起こすインフレリスクへの対策としては、円資産だけを保有するのではなく、海外資産も保有することが有効です。備えとして、外貨や外国株式、外国債券を持っておけば、円安時にはそれらの価値が上昇して生活の支えになってくれます。
● 「国際分散投資」を始める
国際分散投資」と聞くと、投資経験の乏しい初心者には難しく感じるかもしれませんが、投資のプロに任せることができる、投資信託を活用することで、少額から「国際分散投資」が可能です。
最後に、投資にはリスク(価格のブレ)が伴います。十分に理解してから始めましょう。
イラスト まき りえこ
福岡市在住の漫画家・コミックエッセイスト
近著に「実家が放してくれません(集英社)」
白浜 仁子(しらはま ともこ)
fpフェアリンク株式会社代表取締役
福岡市中央区今泉2丁目1-35 アプリーレ今泉703
TEL 092-753-9828
NCB投資信託 パステルノート
西日本シティ銀行では国際分散投資を行うことができる投資信託等の商品を取りそろえております。
投資初心者の方にもわかりやすくご説明しますのでお気軽にご相談ください。
【投資信託のご留意事項】●投資信託は預金商品ではなく、元本の保証はありません。●投資信託の基準価額は、組入れ有価証券等の値動きにより変動するため、お受取金額が投資元本を割り込むリスクがあります。 外貨建て資産に投資するものは、この他に通貨の価格変動により基準価額が変動するため、お受取金額が投資元本を割り込むリスクがあります。●投資信託をご購入の際は、最新の目論見書等を必ずご覧いただき、内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
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