冷えたサツマイモを使うことで、レジスタントスターチを摂取することができます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌、そして菌の餌となるレジスタントスターチと食物繊維の効果で腸内環境の改善に役立ちます。
【材料】(3~4人分)
下準備したサツマイモ(いちょう切り)…1/2本(100g)、
リンゴ…1/2個(150g)、はちみつ…大さじ1、ヨーグルト…100g
※好みでレーズンを加えたり、シナモンをかけたりしてもおいしい
【作り方】
①リンゴをよく洗い、皮つきのまま、いちょう切りにする。
②ヨーグルトとはちみつを混ぜ合わせる。
③②に①と下処理したサツマイモを加え、よく和える。
■【+豆腐】サツマイモの白和え
豆腐でたんぱく質と脂質をプラス。
豆腐から大豆由来のイソフラボンも摂取することができます。イソフラボンには、女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期障害の症状の改善や、骨粗しょう症を予防する効果があります。
【材料】(2~3人分)
下準備したサツマイモ(いちょう切り)…1/4本(50g)、
春菊…30g、木綿豆腐…1/3丁(約100g)、
白だし…大さじ1/2、砂糖…大さじ1/2、
粗びき黒こしょう…好みの量
【作り方】
①春菊を3cm幅に切り、ラップをかけて電子レンジで加熱(600Wで1分)。
②木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱容器に入れる。電子レンジで加熱(600Wで2分程度)し、水切り後、粗熱をとる。
③ボウルに、②、白だし、砂糖を入れ、よく混ぜ合わせる。
④③に①と下処理したサツマイモを加えて、全体がなじむまでよく和える。
⑤器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをかける。
取材・監修
中村学園大学
栄養科学部栄養科学科
沖 智之教授
1999年九州大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)を取得。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターで、主に紫サツマイモや黒大豆の成分分析や機能性評価に従事。2018年4月より現職。