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ユナイテッドラボ LANDIC presents バンクシー展 天才か反逆児か

ユナイテッドラボ LANDIC presents バンクシー展 天才か反逆児か


今、世界が注目する過激なアーティスト メッセージを読み解くのはあなた!

 神出鬼没で正体不明。至る所に設置されている監視カメラをあざ笑うかのような、街頭での制作パフォーマンスです。

 世界中を驚かせたのが、2018年10月5日、ロンドンのオークションでの出来事でした。出品された絵が100万ポンド(約1億5千万円)余りで競り落とされた直後に、額縁に仕掛けられたシュレッダーで裁断されたのです。この絵と同じテーマの作品が下段の『ガール・ウィズ・バルーン』。バンクシーの人気作品で、少女の手から離れた赤い風船は自由を示すのか、大切なものを失ったことを意味するのか、解釈がわかれます。シュレッダー事件は、美術業界への痛烈な批判と言われます。

 イギリスを拠点にしているバンクシーは、パレスチナ問題にも関心を寄せています。左の三連作『スロウアー』は日本初公開で、パレスチナの建物の壁に描いた「ラブ・イズ・イン・ジ・エア」がオリジナルです。男性が投げようとしているのは、石や火炎瓶ではなく花束です。パレスチナに世界の目を向けさせる一方で、暴力は解決にならないと訴えているようです。

 その下の『ケイト・モス』は、マリリン・モンローを描いたポップアートの鬼才、アンディ・ウォーホルの絵がモチーフです。ケイト・モスは一世を風靡したイギリスのモデルで、高級ブランドに人気が集まる現代の消費社会を皮肉っています。

 作品は消費・政治・抗議といった12のテーマに沿って展示されていて、すべて撮影可能、スマホで音声ガイドも聞けます。また、バンクシーが企画した風刺のテーマパーク「ディズマランド」のビデオに、制作スタジオの再現やコロナ禍を表現したトイレと、多彩に楽しめます。会場がライブハウスというのも、ストリート・アーティストにふさわしいのではないでしょうか。

 多様な作品から何を読み解くか?それはあなた次第です。

『スロウアー』

『ケイト・モス』


繁竹治顕
元NHK記者。’93年全米オープンゴルフ、’94年リレハンメル冬季五輪、2000年シドニー五輪などを取材。福岡放送局広報事業部長、副局長。現在、九州国立博物館振興財団専務理事。西南学院大学非常勤講師(ジャーナリズム)

福岡近郊博物館・美術館のスケジュール

※( )内の料金は、特別・前売り・団体料金、詳細はお問合せください

九州国立博物館

古代ガラスの世界 岡山市立オリエント美術館蔵品展

~10月3日(日)
●一 般   700円
●大学生   350円
●高校生以下 無料
休館日/月曜 ※9月20日(月祝)は
開館、9月21日(火)休館
☎050・5542・8600(ハローダイヤル)

福岡市美術館

キングダム展 ‐信‐

キングダム展
キービジュアル
Ⓒ原泰久/集英社

~9月26日(日)
●一般・大学生
 平:1,800円/土日祝:2,000円
●中高生
 平:1,000円/土日祝:1,200円
●4歳~小学生
 平:600円/土日祝:800円
土日祝は日時指定チケット
事前購入推奨
休館日/月曜 ※9月20日(月祝)は
開館、9月21日(火)休館
☎092・711・5491

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