ガス台から五徳をはずして、油汚れ用の洗剤、または重曹を溶かした40~50度のお湯に、30~60分程度つけおき。お湯から上げた後は、マンゴーカットスポンジの切り込みに挟み込むようにして洗剤で優しく洗います。細かい焦げつきは固めのボディータオルでこすります。
換気扇のフィルター
ビニール袋に洗剤または重曹とお湯を入れ、つけおきします(五徳の洗い方参照)。取り出した後、ブラシでこすり洗い。
つい先延ばしにしがちなフィルター掃除ですが、汚れが定着しないように月に1度はお手入れを。
排水口
まず歯ブラシなどで細かいゴミなどを取ります。ヌメリや汚れが気になるときは、ビニール袋に水と塩素系洗浄剤を入れたものを用意して、10~15分つけおき。また、泡タイプの塩素系洗剤の場合は排水口全体にスプレーしてから、ビニールに入れ、水を入れてシェイクしてつけおき。網の目に入り込んだ細かい汚れやヌメリが取れ、同時に除菌もできます。
また、小まめに排水ネットを取り換えて、できるだけ汚れがつかないように予防し、清潔さを保つことを心がけましょう。
冷蔵庫
棚などの取り外せる部分は、取り外して洗剤で水洗い。壁についた汚れは重曹スプレーをかけて、拭き取りることで、食べ物の油汚れに加えて嫌な臭いも取れます。しつこい汚れや臭いには、塩素系洗剤をメーカー指示の希釈割合で薄めたもので拭きます。
■窓・エアコンの掃除術
窓ガラス
始めに乾いた雑巾や「ストッキングだんご」でホコリを落とします。始めから濡れたもので拭くと、ホコリが固まって取れにくくなるので要注意。その後、雑巾で水拭き、から拭きをします。ガラスクリーナーを使う場合は、しっかり拭かないと跡がついてしまうので、まずは水だけで試しましょう。
網戸
乾いた雑巾や「ストッキングだんご」でホコリを落とします。その後、濡れたスポンジと固く絞った雑巾で網戸の内側と外側を挟みます。スポンジで押し出した汚れを雑巾でキャッチするようにして、上から下に拭きます。
エアコン
エアコンを使用している期間は、月に1度はフィルターのお手入れを。お風呂場で、ブラシを使って水洗いして乾かせば、簡単に汚れを落とすことができます。
また、自分で掃除ができないエアコン内部は、年に1度など頻度を決めてプロに依頼することをおすすめします。
※メーカー・機種ごとにお手入れ方法が異なるので、取り扱い説明書を確認してください
取材・監修
家事代行サービス・ハウスクリーニング
株式会社ベアーズ
福岡支店 力安由莉さん
人気ドラマの家事作業も監修している、家事代行サービス・ハウスクリーニング大手のベアーズ。福岡支店の力安さんは、現場での作業のほか、スタッフの人事なども担当している実力派。