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特集 いま、元気をくれるもの

特集 いま、元気をくれるもの


手放しで安全とは言えないことへの不安、慣れない生活スタイルへの戸惑い。

そんな“いま”だからこそ、今回の特集では皆さんに元気をお届けしたい。

このページでは、ぐらんざ執筆陣・スタッフが自粛期間中に元気をもらったもの(①)、読者への方への応援メッセージ(②)をご紹介します。

長谷川法世 『はかた宣言』執筆

①散歩コースの動植物にあうのが嬉しくって。教会のザクロの老木。2ミリほどの小枝についたアブラムシにアリ、バラの花やエンジェルトランペットなど。博多川沿いの桜の小さなサクランボ。のんびり野良猫たち。いつも一羽のムクドリ。ハト。今どきのコスモス。那珂川河口で跳ねるボラ(スズキ?)。マガモ。カワウ。アオサギ。
 ザクロの老木は45度に傾いてワイヤーで吊られ、冬は枝打ちして丸裸。でも春にはちゃんと小枝がでてきて。それがアブラムシでまっ黒に。そしてアリたち。それも雨の間にいなくなって安心。アブラムシの二世代目は羽根があって、いろんな花に飛んでいけるそうな。この教会の付属幼稚園に70年前通ったんだ。ムクドリは一羽、雌が抱卵中かな。マガモはつがいだったのが、雌はいま9羽の若鳥を連れてぷかぷか。カワウの水浴びはしつっこいくらい。アオサギったら頭の上を滑空して、目の前でUターン。自己顕示欲?こんど名前つけようかなあ。

②いのちあふれる散歩道をつくりませんか。ほかの命を愉しむことは自分の命を改めて感じることなんですね。

中洲次郎 本名:矢野寛治 『ハットをかざして』執筆

①コロナにて閉門中につき、本誌に連載した『ハットをかざして』を纏めてみようと思った。10年分120本を読み直し80本に圧縮、題は『団塊ボーイの東京』とした。団塊の世代とは何だったのか、そのことに没頭した三か月だった。題字は孫娘(矢野り々子、13歳)が描いてくれた。自分の恥多き青春を見つめ直す蟄居の時だった。

②健康こそが勝利。コロナなんかに負けないで、彼岸に渡るその日まで、一生懸命やりましょう。

馬場周一郎 「世は万華鏡」執筆者

①巣ごもり中に敢行した「断捨離」で押入れからひょっこり出てきた七福神の寿老人(じゅろうじん)。知人から頂きながら長年、放置していた。ご利益は「諸病平癒」とか。早速、その日から朝夕撫で回している。

②梅雨はうっとうしいが、だからこそ紫陽花が美しい。病いは避けられないが、だからこそ健康のありがたさを知る。この世は喜怒哀楽が交差屈折する多面体。嫌だったことが喜びをもたらすこともある。歩き出そう。

繁竹治顕 『博物館・美術館』コーナー執筆

①70~80年代のLPレコードです。数百枚持っているのですが、CDが出てからは出番がなくなり、映像付きのDVDやブルーレイの片隅で、ホコリをかぶっていました。久しぶりに聞いたら、アナログ時代ならではの音作りの工夫と情熱を感じました。

②引きこもり生活にも、新たな発見がありました。身近な“忘れ物”を探しては如何でしょうか。

相川潔 『ミュージック』コーナー執筆

①熊本に引っ越してまる5年、元日しか休まない勤務先の文具店がコロナの影響で5月に連休となり、課題としている熊本県庁周回コースのランニングに励みました。プロムナードのルフィ像は普段写真を撮りに来る人で賑わいますが最近は銀杏の新緑が綺麗な時期なのに人影もなく、なんだか寂しそうです。

②いつまで続くのか判らない“新しい生活様式”が暮らしの基準となりそうです。皆様も密を避けながら屋外で積極的に体を動かしてください!

佐久間みな子 『今月のシネマ』コラム執筆

①外出自粛中もお散歩は大丈夫とのことで、春の日和の良い日に西公園へ。「美しい桜の花は喜んでくれたのでは」と思いその姿を写し、自宅では「来年は家族で見に行くから、更に美しく咲いてね」と話しかけたものです。

②もう後戻りはできないからこそ、日々を大切に、美しい日本文化を大切に前を向いてポジティブに歩いて参ります。“キープ・スマイル”を心掛けて!

小川祥平 『福岡麺人生』執筆

①外食に行くことが激減した中、救われたのが持ち帰りのラーメンでした。写真は大手門にある「元祖ラーメン長浜家」のもの。空のペットボトルを持参していくと、人数分のスープを注いでくれるワイルドさも最高でした。

②いくつかのテイクアウトを試して思ったのが、やっぱり店が一番ということ。スープを温め、麺を良い具合に茹で、素早くトッピングを盛り付けるのは意外に難しかった。「店での一杯」を徐々に取り戻していきましょう。

吉村康祐 『ぐらんざ』編集長

①中学1年生の時に我が家に来て、40数年ともに人生を歩んできたアコースティックギターです。新しい弦に張り替えて、弾くことができるのは昭和の曲ばかり。演奏技術は中学1年生のままでした。

②新型コロナウイルスとの戦いは長期戦になりそうです。リモートワークやソーシャルディスタンスなど、新しい生活様式を受け入れ、周囲の人と助け合いながら、福岡の街に活気が戻る日まで頑張りましょう。

普通のおじさん 編集部スタッフ

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